JBL4560BKは後ろの壁に付けて鳴らせ
床の影響もありますが、スピーカーを後ろの壁に付けて鳴らすと、鳴らない筈の低音はしっかり鳴ります。
後ろの壁に付けられない条件では素敵な低音は、鳴らないのです。色々理由をつけないで、とりあえずやってみることです。
何度やってみても、JBL4560BK以外のスピーカーボックスでも、結果は同じです。但し、バスレフポートが後ろにある場合は別です。
後ろの壁とスピーカーボックスの間に、隙間がなくなる為、後ろの壁がスピーカーボックスを大きくした様になるのと、付帯音が減って聞こえますが、それこそが付帯音を見方につけた鳴らし方です。
そして、スピーカーボックスの後ろから横や前面に回り込む音がなくなる為に、スピーカーボックス本来の役割を果たせる様になるので、低音が奥から前に強く輪郭を伴い出てくるのだと思います。
そして何よりとても端正な音になるのです。その鳴り方とは、ドライバーやツィーターの帯域に迄および、ウーハーと上手く手を結ぶのが分かります。そして、リスニングポイントで聞いていると、どのユニットも各々の主張をしなくなります。
どの帯域一つとっても難しいのですが、やはり低音はエネルギーが大きく、音楽再生に於いてその役割は大きいのだと思います。
スピーカーユニットの性格やコンセプトによって方法が違うと思われてる方がいらっしゃいますが、そんなにたくさんの方法はないように私の経験上思います。
私の場合、ちゃんとしたケーブル試聴をしたいが為に、システムの音質をまともにする必要があったのです。
他のシステムとウエスタンスピリッツの音質の決定的な違いは、ズバリ音の輪郭であり、エッヂです、つまり写真で語られるところのフォーカスです。
徹底的にまともにしたところに、新たに開発したリッツ線を繋げたからではないかと思います。
バスレフポートが後ろにあるボックスでは出来ませんが。スピーカーは出来る限り後ろの壁につけましょう。それで鳴らなければ途中経過で何かを間違えてる事になります。
見つけて下さい、ウエスタンスピリッツが音質改善を行った様に。