そう決めました。ウエスタンスピリッツは、まだまだですが、それでもかなりの音を鳴らす事が出来たと思います。

しかし、あちこち機材の不具合が起きる様になりました。いくら使っている機材のレベルの差ではないとは言っても、やはり本物中の本物をつかいたい。ウエスタンスピリッツはそう思ったのです。

そして、もうこれしかない、そう決めました。

昨今のハイエンドは、個人的に、高価なおもちゃの様に見えて仕方がないのです。音を聞いてみてもただ綺麗なだけで、情報量も著しく減衰しています。

正直、オーディオは１９７０年代に答えが出て、既に終わっているのです。

今、秋葉原勤務時代に得た知識と勘をたよりに、本当に妥協のない優れた機材を探しております。

購入する機材はもう決まっています。どれも一般の方には見つけられないものだと思います。

これは、オーディオ業界に携わった私だから出来た事だと思います。

当時の私の勘が正しければ、とんでもなく優れた機材の筈です。

もう片方の音が鳴らなくなったり、変なノイズが出たり、ボリュームの質が悪かったり、正直うんざりしました。真空管アンプも悪くはないですが、今さら作る気もしません。

それには、選ばれたる本物を手に入れるしかないと思いました。

優れたものを、適材適所に使えば音が良くなるのは当たり前です。もうやってみなければ分からないレベルの話ではありません。

家内のオーケーが出たので、妥協なく揃える事にしました。