レベルコントロール付きCDトランス
写真は、仙台 南光電機のトランスです、久しぶりで繋いで聞いてみました。少し前に中古で購入したNIKKOのプリアンプC‐203を修理に出しているため、音がなく寂しいので繋いでみました。
ハンドメイドで、巻き数が違うのです。このトランスを作った方の、穏やかな性格がそのまま鳴った様な、ソフトでクリアーな印象です。とにかく位相がずれないのです。
十年は繋いでいなかったのです、ガリが酷かったので、ケイグの接点復活剤を極少量吹き掛け、ピン端子も磨きました。
トランスは、当然CDプレーヤーとパワーアンプの間に入れました。ガリはすっかりなくなり綺麗な音になりました。
アナログはプリが来るまで聞けませんが、少しこのまま聞いてみようと思います。
繋いだばかりなので、まだ高域も低域ものびませんが、100時間も鳴らせば、それなりに鳴ってくると思います。
位相がずれなくて聞きやすいトランスです。少しですが、低域に飽和を感じます。しかし、良い悪いでなくNIKKOのプリで聞いたのとは奥行きが全く違います。
NIKKOのプリは、音の飽和が全帯域になく、もっと細やかな音です。
そして、もっと力強く勢いがあり、ワイドレンジで音が太く濃厚です。
しかし、聞いてる内にだんだん良くなって来ました。
大手のメーカーが同じものを作ると、間違いなく50~80万円にはなると思います。
少し明るいけれど、全くうるさくありません。
そして、三日間聞いてきました。アンプでないので躍動感や奥行きは少ないですが、なかなかです。