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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

パイオニアMCヘッドアンプH‐Z1






やっと修理が終わり、無事に帰って来ました。今回は、ヤフオクで完全なるジャンクを掴まされ、えらいめにあいました。

こんな感じです。当方詳しくなく、動作確認する環境にないため、通電だけ確認させていただきました、ジャンクとして出品させていただきます、その辺ご理解の上ご入札下さい。

修理する所も分かりません、いかなる事があっても、ノークレームノーリターンでお願いいたします、ですって?絶対に分かっていて出品している筈です。

このての高級品を扱う方はそこそこに詳しい筈です、知らない方のところにこの様な商品が集まる筈がないのです。

因みにH‐Z1は、1980年当時、23万円の名機でした。今、製造販売すれば間違いなく150万円はします。

揉めたくないので素晴らしい出品者と評価はしましたが、今でも腸(はらわた)が煮えくり返っております。

外観は思ったより綺麗で、良かったのですが、アンプに繋いでいきなりザーですよ、パスならば音は出るのです、それも聞くに堪えない酷いノイズで、音も全く出ません。

修理してくれるところもあまりなく、正直困って一ヶ月放っておいたのですが、どうにも納得いかず、お世話になってる腕の良い修理屋さんへ依頼してみると、「面白そうです、やってみます」との事でした。

2~3日して連絡が来ました。「この出品者は分かっていてオークションに出品している」直した後が見え見えだったそうです。

素人が、小さな半田ゴテでやったらしく、繋がってはいけない回路は繋がってしまってるし、コンデンサは爆発してるし、酷い状態だったらしいです。

パイオニアに回路図を送ってもらい、今はないスペックの部品を置き換えて取り寄せて何とかなおったみたいです。それに、修理代も格安ですみました。

本日届きましたが、やはり素晴らしい音質です。仕方がないので、ボリュームの質は落ちますが、仮にCROWNのIC‐150Aに繋ぎ、試し聞きしましたが、素晴らしいと思います。

今、修理に出しているNIKKOのC‐203が帰って来たら、さぞや綺麗な音で、化け物の様なダイナミックレンジになると思います。

静かで音域がとても広く、奥行きと広がりがあり、情報量がとても多く、クリアーで肉厚な、素敵な柔らかい音です。

パイオニアのH‐Z1は、最高のMCヘッドアンプだと個人的に思います。今まで聞いてきたどのヘッドアンプとも、音質が全く違うのです。

なおしていただき、ありがとうございます。

パイオニアMCヘッドアンプH‐Z1” に対して1件のコメントがあります。

  1. アマデウス より:


    初めまして!
    大変興味深く読ませていただきました。実は小生のH-Z1も数年間使わなかったら、左チャンネルがこの記事と同じようにザーというノイズだけが出て肝心の音が出なくなっていたのです。あなた様の場合、結局どこが悪くなっていたのかお教え願えませんか?よろしくお願いします。

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