[ お知らせ ]
この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

DL-103が届いた


前回のロットナンバーは7448である、今回は7447だった。
余談だが全部私の好きな数字だ、並び方も良い。
出力も前回よりは更に左がコンマ0.2高い、みなさん、これは僅かに感じると思うが、ヘッドアンプで昇圧され、更にフォノイコライザーで増幅される、ちょっとの差は、けっこう大きいのだ。早速繋いだ、やはりフレッシュな太い音がした。
しかし、同じ103でこうも音が違うものか、前回よりも心なしかハッキリしていて滑らかなのだ、前回のはもう少し粗かった、そうか、今回は、ウエスタン単線のリード線もはじめから繋いである、鳴らす前に消磁をしたし、針圧もはじめから3グラムかけた。やはりダンパーが新しい時はまだ馴染んでなかったのだ。そう思った。
しかし、良い音だ、と言うよりも私が好むさわやかな重心の低い音なのだ、前回は消磁もしてなかったし、針圧も2.5グラムからスタートした、比べて音は少し粗く、華やかで明るかった、私が前回、後々のと言ったのはこの事である。初めが肝心だと言う事になる、変な癖がつくとそれはもうそこで決まってしまい、その癖はなおらないと言う事になるのではないだろうか。
人の幼少期が大切なのと同じ事ではないか。
ならば機械も同じ事だと私は思った。
昔は103とシェルの間に鉛の板を噛ませたものだ、今は付けていない、音が鈍ってせっかくの性能(綺麗な音の響き)を殺してしまう。
それこそエネルギーロスに繋がる、余計な事はしない方が良い。
先ずは鳴らしはじめて三日間そして一週間そして一ヶ月とエージングは進んでいく。
そしてはじめて針圧を最適の2.5グラムに出来る。多分、ささくれだったキツい音はなくなりマイルドになると思う、音の芯をしっかり残しながら。

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