トーンアームの高さ調整
このお話は少し以前の事で、実際のウエスタンスピリッツは、更に先へ進んでおります、なので過去の内容となりますが、呟くなら今だと思います、思いっきり書きます。
一日聞いていて自分のシステムは力なく、高域が足りない気がしました、プレーヤーの所へ行き、トーンアームの高さを見てみると、うん?
後ろが3㎜程後ろが下がっていました。
写真二枚は現在のもので、写メでは正確に写りませんが、載せないよりは良いと思ったトーンアームの調整精度と、私が気に入ってずっと使用しているPBの六角レンチです、今まで一つとしてネジを折ることなく、なめることなく六角ネジをしめ続けてくれているレンチなのです。
高さ調整の六角ネジにレンチを入れると、簡単に回ってしまいました、アチャー!!前回の調整の時、あまり強くしめてなかったのです、三十分の調整でドンピシャ水平になり、最後にもう一度レンチで少し強めにしめなおして作業完了。
音の滑らかさや、低音の勢いや帯域バランスが格段にアップしました、当たり前ですが、高さが合っていなくてネジがしっかりしまってないトーンアームは、エネルギーロスを起こしていたのです、これではお話になりません、反省です。
それに伴い3㎜も後ろが下がっていては、高域が減衰するのは当たり前です。
ここが駄目ならアナログは総て駄目なのです。
合ってホッとしました。
ホールトーンが初めて割れずに鳴りました、みなさん、この感動分かりますか?
私はいつも自分が最高と話してる訳ではないのです、色々経験してはおりますが、まだまだ駄目な人間です、ここまで鳴らせる様になった、ただそれを言いたいだけなのです。
何もしないと永遠に今のままの、「井の中の蛙になります」と言いたいだけなのです、井の中の蛙は日本の中にたくさんいます、それが貴方でないことをウエスタンスピリッツは願うだけです。
オーディオは一つの方向だけでは出来ないのです、ならばやらない方がまし、経験を積んだ方が間違いのないたくさんの知識が重なって音を構築出来る早道だとウエスタンスピリッツは思います。
たくさんの失敗と成功と経験を積んで下さい、これにかなうものなしです、そして他人に教えを乞うとは、広い素直な心が必要になるのです。
とにかくトーンアームは簡単に調整を語る事が出来ません、他にも針圧、ラテラルバランス、インサイトフォースキャンセラー、内部配線による一台一台の上下左右の回転の癖、これを真にご理解出来ないとアナログ再生は出来ません。
アナログの理想とは、キャビネットもセンス良く決まり、カンチレバーも含め、余計な響きを一切付けず針先だけが、正確に音溝を捉え他は一切無関係に、滑らかに水平に動作する機材(ターンテーブルの性能もトーンアームの性能も総て含め)の事です。
しかし、そんなにシビアに調整しているアナログに私は一度も遭遇したことはありません。
デジタルが入るだけで、オーディオは総て駄目になることを誰もご存知ないのです。
ウエスタンスピリッツへお越し下さい、総てケーブルも含めお聞かせご説明致します。