端正な音
本当に端正な音とは、底力があり元気があり鋭くも滑らかな鳴り方で、違和感のない音の事なのです。
ウエスタンスピリッツはそこを目指して音質改善をして参りましたが、どうやら鳴ったようです。
さてここまで来たら、後は物です、もう中古が嫌になりました、プリアンプ、チャンネルデバイダー、パワーアンプ三台を新品で購入する事になりそうです。
今色々調べて物色中です、総てを同じメーカーで統一しなければマルチシステムは成功しないのです。
やはり、昔はどんなに名機だったとはいえ、流石に60、70、80年代のアンプは特にコンデンサーの容量抜けが否めません。
修理に出すにしても、もう優れたオリジナル部品は製造されてないのです、新品未使用でも、使ってなくても劣化しているのです、正直コンデンサーの寿命は、厳密に言えば製造されてから10年位だと思いました。
マルチシステムが壊れやすいのでなく、私が揃えた中古品が壊れやすいのです、このままではせっかく我が家に来たエール音響のツィーターまで壊してしまいそうです。
話は変わりますが、私は最近大きな音で聞かなくなり、クラシックの特にバロック派になりました、しかしそれこそが既におかしかったのです。
チャンネルデバイダーでその方向に調整したからではないのです、床や機材の下やもろもろをしっかり理論に基づいて音質改善をしたからです。
しかし、ジャズが上手く鳴りません、これは少しおかしいと気付きました、私はケーブル作りが生業なので頻繁にメンテナンスに出してる時間がないのです。
やる前にごちゃごちゃ言わない、やってからものを申そう、そう決めたのです。
ここ三ヶ月でウエスタンスピリッツの音は180度変わりました、私個人はまだまだ気に入らないのですが、もう前例がなく、生の鳴り方が基準となります。
思っていた通り、やはりオーディオは最後にはちゃんと鳴るのです。
しかし、機材はしっかりしたものを揃えなければなりません、これから揃えます。