今日はオーディオのお話でなく母のお話です、暫しお付き合い下さい。

母の入れ歯は総入れ歯ではなかった為、大変だったのです、三ヶ所留めていた入れ歯を二ヶ所留めるだけにして頂いたのです、つまり外しやすく入れやすくして頂いたのです、少し高額でした。

その入れ歯を入れてから二ヶ月、やっと安定し、習慣だった入れ歯を入れるときに噛み込み装着する癖がなくなったので、完成となり昨日歯医者が終わりました。

母はスッキリしたのか久々に鼻唄を歌いながら、バックを前後に大きく振りながら、私と歩き帰って来ました、こんな前向きな母を久しぶりで見ました、母は一つの事をやり終え嬉しかったのだと思います。

しかし、私にはもう分かっております、両親に残された時間が冬の夕暮れと共に少なくなってきた事を。

父よ母よ、どうぞ末長く。

私達若夫婦に最後まで貴方たち老夫婦の面倒をみさせて下さい、うるさいだろうけれど諦める事は致しません。

それは、私の為でもあります、後悔はしたくないのです。

良かったね、母さん。