人間常に張り積めた状態では心が頑なになり、柔軟な思考は生まれません。

私は煮詰まったら逃げる事にしています、それは何故か？オーディオのお話になりますが、一人で色々やっていて、聞いてもらえる人物も限られて来ます。

こうなるとあらぬ方向へひたすら進んでいる事がしばしあります。

これでは井の中の蛙です、所詮は狭い世界で知らずに生きている事になる。

これではまともな音質改善も出来ません、いったんオーディオから頭を切り離し、やる気が出るのを待つのです。

待つと言うよりは、その内に全く違う方向から新たな秘策が見つかる事があるのです、そしてその音質改善の結果を第三者に聞いてもらうのです。

自分だけが良くなったと思っているだけでは駄目だからです、大体が駄目だったのですが、たまにヒットします。

でもその方向へ一気に進むのでなく、色んな方向や前後関係が複雑に絡む事も忘れてはなりません。

なのでなかなか答えがでないのですが、答えは必ずあるのです。

音は作れません、色々積み重ねまともにしていくのです、これがオーディオなのです。

闇雲に次から次へと行う音質改善も行動力があり、悪くはないのですが、じっくり違いを聞き分けながら理論的に答えを出して、それから更に磨きをかけて行く事が大切です。

たまには肩から力を抜きましょう、更に先へ行く為に。