[ お知らせ ]
この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

B&Wのシールドケーブルの配線結果。

先ずは、どんな音になっているのか、現状のまま試聴した。
目の前が暗くなった。
固く薄く低音がなく、乾いていて艶もなく、広がりも、しなやかさも何もない、音の芯だけが鳴ってる、セラミックの木の森、そんな感じだった。
二十分も聞いただろうか。ここで判断をあやまると大変な事になる。
私は確信して、お客様に断り、システムの電源を落とし、プリとパワーアンプの間に入っていた段間トランスを外し、早速今回完成したシールドケーブルをお客様と繋げた、ケーブルの取り回しを慎重にチェックしてパワーアンプのスイッチを入れた。
レコードをかけた、いきなり低い所から低域が吹き出した、全体的に滑らかでふくよか、静かなイメージになった、が、まだ音は余韻が少ない、もう少し全体的な音の勢いがほしい、一時間半位でだいぶ落ち着いてきた。
しっかり鳴り出す迄に後十日はかかりそうだ。
アンプはCROWNのIC-150AとD-150Aだ、ご存知のとおりDCアンプである、つまり段間トランスはもう必要ない。
それも確かにある、しかし問題はやはりシールドしていないケーブルだった、今回も我が家と全く同じ、ケーブルで音はまるっきり別ものになったのである。
うるさいと言われた時に、トランスを外す事を提案したが、その時はやってみても更にうるさい音になったと話していた。
だから段間トランスは再度繋がれていた。
アナログの入り口がMCトランスだった時は、段間トランスもシールドしないケーブルもトータルでバランスしていたのだ。
しかし、MCヘッドアンプを入れて総てのバランスが崩れたのだ、言い方を変えれば、全く違うトータルバランスになったのだ。
つまりMCトランスはナローレンジ、更に段間トランスを入れる事によって、エネルギーを中域に集めB&Wのスピーカーでバランスしていたのだ、そこに音の鮮やかなシールドしていないケーブルがマッチしていてバランスがとれていた。しかし今回はMCヘッドアンプだ、ワイドレンジになる、当然段間トランスは必要なくなった、更に外来ノイズに強いシールドしてあるケーブルが必要となった。
私はマイナスの線にはシールドをしない。
それは何故か?
簡単に話すと、マイナスにシールドは意味がない、同じマイナス信号で方向もマイナスと同じになり意味がないからだ。
しかも私はシールドを最後まで落とさない。
それは何故か?
両端にシールドを落とすと理論上は良いのだが、結果は、音がノイズっぽくうるさくなるからだ、これはさんざん実験済みだ、方向もエンドアースにしている、聞いてみてこちらが優れているからだ。
と、言う訳で、今日は上手くいった筈だ、後は時間(エージング)が解決するだろう、今回のシステムには、まだ色々あるが、オーディオとは魔物なのだ。
何かを一つ変えると全体の縮図が変わるのだ、本当に難しいと思った。
何をやったらこうなったのかを常にメモをしておくことを忘れてはならない、今回の様な事になるからだ。私自身も経験しているから分かったようなもので、普通ならばここまではなかなか気が付かず、諦めてしまう事になる。
そして結果、多分MCヘッドアンプは駄目だと外して元に戻してしまう、やっぱりこちらの方が聞きやすいとなるのではないか?
それが一般的なのだと思う、私も若い頃はそうだった。
私は今はそれが嫌なのだ。貪欲に何故そうなったのかを知りたいのだ。
そして解決したい。
ただみなさんがが鳴らせないだけ、私はそう思う。
鳴らないのにはちゃんとした理由がある、ならば、鳴るのにもちゃんとした理由がある、私はそう思う。
すなわち鳴らし方だと言う事である。
つまり、これが使いこなすと言う事だ。
オーディオはかくあるべきと思うのは勝手だ、しかし鳴らせてからそう言おう。しかし、B&W 802S3は、今回のシールドケーブルと合わせて、とても反応が早く優れたスピーカーだった。
我が家に帰りJBLを聞いたが、やはりトロくて賑やかだ(笑)しかし鳴り方はどこか似ている。これから更に聞き込み、連絡がくるはずだ、楽しみにしている。やはり、前日に私が伝えたからだろうか、低音が出過ぎだと連絡がきた。
思ったとおりだ、暫く高域が強い音を聞いていたので耳が鮮やかな薄い音に慣れているのだと思う。
私が聞いた限り低音の出過ぎはなかった、鳴らしていくと音に勢いが出て良い感じになるだろう。
そう思う。
ケーブルにシールドは必要だ、ウエスタンスピリッツのケーブルはまた進化していくだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA