馴染み
イシノラボのプリアンプと内蔵されてるMCトランス、チャンネルデバイダーがやっと馴染んだ様です。
新たに購入したものや暫く動作させてないオーディオ機材は総て、最低でも百時間、新品ならば一ヶ月は慣らしが必要になります、機材の下に敷いた板やインシュレーターが馴染むのは約50時間です。
これはオーディオの常識で、しょっちゅう何かをやったり、次から次へ足早に交換していると、何が何だか訳が分からなくなるものです。
たまたま両親の介護で自分の時間が作れず、ただ聞いて来たので良く分かりました。
本当に慣らしが終わった音とは、成功していれば、肩から力が抜けた様な鳴り方をするのです、それでいて情報量は膨大で、全くうるささがないのです。
弾んだ感じとかそんな雰囲気がなく、ミキサーの録ったそのままをあますところなく、総て再生している、そんな感じになったのです。
特にMCトランスは時間がかかり、これからも永遠に変化していく事でしょう。
それにしてもイシノラボのMCトランスは別格です、コアにスーパーパーマロイを使い、巻き方はどこも作っていない特殊な巻き方と聞きました、MCトランス独特の付帯音もこもりもなく、爽やかそのもので、それでいて心にぐっと訴えかける何かがあるのです、惚れ込みました。
でもオーディオ機材は、永遠に変化し続けます。