耳に絡まない音
総ては合わさりユニゾンとなりますが、一つ一つの楽器やボーカルはハッキリしていて分離しているのです、混ざってはいけません。
奥行きや広がり遠近感が明確でハッキリしていること、歌手が何を歌っているか聞き取れる事、二本のスピーカーの間に、実際の口の大きさ(もしくは小さめ)に定位していること。
妙にギラギラしない事、総ての楽器が実寸大(もしくは小さめ)に定位していること、低音は理屈抜きに低い音階まで再生し、さっぱりしていて一切のこもりがないこと、ドカンドカン低音はいただけません。
極小さな音量でも再生周波数が広く色濃く、痩せないこと。
これ総てはS/N比が極限まで上がってなくてはいけません、音離れが問題になるのです。
いわゆる切れの良い、まるでスピーカーなど鳴っていないかのような鳴り方の事なのです。
何故この様に話すのか、ミキサーはこの様に録っているからなのです、それ以外の鳴り方は存在しないのです。
だから本当は人各々や好みは存在しないのです、でもスピーカーの違いなどで音は各々微妙に異なります、源音を歪めてしまっては、全部が鳴らないと言う事になるのです。
何かがおかしいと言うことは、総てが鳴らないと言う事になるのです。
大体Jポップが上手く鳴らないシステムはクラシックもジャズもロックも鳴らないのです。
色々な方向から、帯域バランスを整える事が上手く鳴らす一番のはや道なのです。
でもそれが一番困難なのです。
ウエスタンスピリッツはこの鳴り方にかなり近くなり癖もなくなりました、しかしそれでも尚、オーディオに終わりはないのです。
人が作った以上、利点もありますが、必ず欠点があります、それを出来る範囲で考え、理論的な答えを出される事が大切です。
オーディオは間違えてなければ、あり得ない位の音を鳴らせるのです。
ウエスタンスピリッツの今の状態は、一切耳に絡まない音なのです、そこまでは来ました、でもまだ先があるのです。