ひばりヶ丘のNさんご試聴
約一年ぶりです、オーディオ仲間で、過去に一緒に仕事をしていた先輩です、とても暑い日でした。
あまりの暑さに、私はメトロの中のドトールで待っていました、時間ぴったりにNさんは来られました。
ゆっくりお昼を食べて、ウエスタンスピリッツのリスニングルームへ、エアコンを付けてキンキンに冷やしておきました。
当然CDは前の晩から鳴らしっぱなしにしてありました、先ずはNさんのCDを五~六枚聞きました。
Nさんとは足掛け三十年のお付き合い、私がまだ賃貸マンションに住んでる頃から、私がどれだけの事をしてきて今に至ったのか、その総てを見て聞いてきた生き証人とも言えます。
そして過去には何時もダメ出しをされておりました、千葉のIさんと並び、とても辛口の方なのです、だからお呼びしたのです、ただ良いと言われても何の参考にもなりません。
「楽しいね」Nさんはそう言いました、上手く鳴っていると言うことなのです。
「なかなかこうは鳴らない、オーディオを聞いている感じがしない、コンサートみたいだ、特にベースの低音が生そのもので驚いた」と話されました、Nさんは良くクラシックコンサートや、ジャズのライヴに行かれるのです。
そして十八番のアナログです、先ずはCDの電源を入れたまま少し聞いて、CDとマスタークロックジェネレーターの電源を切りました。
再びアナログを再生しました、まるで別物です、Nさんも驚いていました「アナログ良いねーやっぱりウエスタンスピリッツはアナログだね」と言われました。
やはりアナログを聞くとCDは人工的な枠の中にしかありません、かなりのハイエンドを入れてもCDはアナログに遠く及ばないのです。
一年ぶりでしたが、色々聞いてお開きになりました、帰り際Nさんは「楽しかったよ、また来るね」と言われました。
ウエスタンスピリッツのシステムがかなり鳴った証拠です。
自分だけが良いと思っても第三者が聞いて感動しないと駄目なのです。
鳴ったシステムの前では最早、言葉はいらないのです、Nさんありがとうございます、お疲れさまです、またお越しください。