電源
オーディオはとても矛盾したところがあります、その一つに電源があります、オーディオを聞くのにたくさんの機材が必要です。
究極を言えば、その機材の電源スイッチを入れる程音が悪くなる、なので極力干渉しない様に、聞いてない機材の電源を切りたいのです。
しかし、一旦切ってしまった機材の音はなかなか復活しないのです、なので切るにも使う機材の順序を良く考えてからにしましょう。
私はオーディオが仕事なので、この部屋を作る時に電源に拘り、オーディオの所だけ他の家電と完全に分離させ、尚且つ、一つ一つを単独電源として小ブレーカーを入れてあります。
それでも元の電源はワン回路です、やはり多少干渉します、東京電力との契約は二階と三階合わせて20kVAですので、大元とオーディオの電源は極太ケーブルを這わせてもらい、電源だけで100万円の追加になりました。
普通そんな事までしてないですよね、でもとてもききました、極限を鳴らすならやはり電源だけは拘ってみたかったのです。
そして、それぞれの機材に単独のノイズカットトランスを繋いでおります、私はノイズをカットする為だけにノイズカットトランスを入れた訳ではありません。
ノイズカットトランスを繋ぐと確かに音の鮮度は落ちますが、それを失ってでもトランスを繋いだ音が欲しかったのです、心に響く様なグッと来る鳴り方になるのです。
電源とは読んで字の如し、電気の源なのです、そして何を使うかも大切ですが、やはり電源コンセントは何時もクリーンにしておきたいものですね。
そして、優れた機材を個人の予算の許す範囲で購入し、使いたいものです。
やはり値段には理由があります。
そして、電源がしっかりしてないと、優れた機材を使いこなせず、良い音を鳴らすことは出来ないのです。
先ずはここが入り口です。