絹巻きケーブル
最近話題になっている絹巻きケーブル、実は私が作ってるものとはかなり異なります。
先ずは綺麗に重ならず綺麗に揃って固く綺麗に巻けていなければなりません、均等な力で巻きつける事でケーブルに精度が生まれます。
強く固く巻く事で素線に強く密着するため電磁誘導に強くなります。
では、なぜ絹糸を巻きつけるのか?石油系の被膜では迷走電流が発生します、
絹糸は弾いて分かるとおり、付帯音が少ないのです、とは言っても銅線と合わさり、多少、付帯音は形成されますが。
オーディオは、素線数のバランスや端子だけが必要な訳ではありません、被膜の質がとても大切なのです。
聞き比べて分からないようであれば、オーディオは出来ないと思います。
それは、ラインもスピーカーも電源ケーブルも同じです。
ただ交換して比べた程度では理解出来ないと思います、ましてやケーブルでバランスをとるなど間違いの元になります。
では、何故私は手を傷めて迄も絹巻きに拘るのでしょうか?もう答えが出ているからです。
オーディオケーブルは固有の音色があってはいけません、信号を色付けなく次の機材へ届けるべきだと思います。