MCヘッドアンプがなおった
先日まで頻繁に接触不良を起こしていたMCヘッドアンプが,やっとなおりました。
なおした所は二ヶ所あります、一つは先日お話しした、基盤に刺さって半田してあった電源ケーブル(内部配線)を交換するときに、基盤と繋げる端子を留めてあった半田がほぼとれかかっていた事、それから切り換えスイッチの接触不良だった、ケイグ(接点復活剤)を吹き付けて、カチカチと何度も回しただけですが、その二ヶ所だった、多分切り換えスイッチの接触不良が大きいと思います。
電源ケーブルは直に基盤に差し込み半田付けしました、結果音がスッキリして、低域の力が増しました。
今日で二週間、半田の焼けはなくなっています。
何時間聞いても全く右チャンネルの音が小さくなる事はなくなり、安定しました。
聞いてて気持ちが良い。
それより大切なのは音の変化です、空気感があり、特に以前は少しうるさかった女性ボーカルが聞きやすくなった、そして全体的に更に滑らかで太くなった、しかし、もうこの部屋では限界、狭すぎると感じます。
低音は今まで再生される事のなかった所までさりげなく出ている、でも、距離が足りないためか更に下の倍音まで延びず、最後の所で聞こえないのです。
しかし、我ながらよくここまで使いこなしたと思います。
このシステムを購入したときは実に酷い音だった。
CROWNのアンプで勢いと低音が際立って出るので尚更でした。
私はこのスピーカーを生涯の友としたい、まだまだ色々不満はありますが、少しずつ改善して行けばいい、そう思っています。
やってみたい事はまだまだ山積しています。
多分、最後には鳴ってしまうのではとの予感もあります。
ここから先は独特な私のワールドになると思います。
再度MCトランスを繋げてみました、エネルギーは総て中域に集まります、ある意味この世界もあるのかな?と思いました。
また違う世界が見えてくる、今はあまり聞かない方がいいと思ったのも事実。
また何か閃きそうな気がします(笑)
ヘッドアンプ、トランスどちらも魅力的です、どちらが良い悪いはない、ただ使っているシステムやその場面や鳴らし方によるのだと今は思います。
ヘッドアンプはワイドレンジ、トランスはナローレンジ、これだけは確かです。
それだって今の私が勘違いしているだけなのかも知れない。
ただ私が鳴らせないだけ?
ダイナミックレンジだけで片付けられる程オーディオは簡単ではないと言う事ですね。
しかし持っているオーディオ機器がまともになるのは気持ちが良いです。
なおって良かった。