ウエスタンスピリッツの機材
別に格好つけたい為ではありません、別に一番でいたいからでもありません、順位など正直どうでもいいです、ウエスタンスピリッツは、ずっと安価なものから工夫をして世間にない音を鳴らして、聞いた人を驚かせたかったのです。
徹底的に音質改善していきました、そして、ある程度までは鳴りました、しかし、機材が安価で古いため、特に毎回毎回CDプレーヤーをけちょんけちょんにけなされ続け、正直嫌になりました。
ウエスタンスピリッツはアナログが良すぎる為、CDの悪さが特に目立ってしまったのです。
私はそれでも諦めませんでした、でもこのスタンスに強く意を唱えたのは、千葉のIさんでした。
Iさんはご自分で色々高級品を揃え、電源をノイズカットトランスやコンセントの種類で固め、木材や金属
のインシュレーターを色々試し、スピーカー下のやラックや機材の下に、質の良い木材を敷く大切さを私に何度もお伝え頂いたのです。
私も木材や金属、エポキシ樹脂系やゴム(ブチルゴムも含め)その他色々試したのですが、ハイブリッドも含め、響きに優れた密度の高い木材が音が良いと答を出したのです。
改造の件で、このブログを読まれた方々から、色々アドバイスをいただきますが、やはり私とは少し違うのです、ではどうして違うのかですが、Iさんや私のようにオーディオに関わる時間の差だと思うのです、感じてる事、必要としている事が全く違うのです。
やはりIさんと私は経験値が違うと思います、ですから一般的なレベルの方になかなか上手く伝わらないのです、私がオーディオケーブルにたずさわったのも、あまりにもCDの音が悪いから、それを何とかしようと思ったのがきっかけです。
なので自分で話すのも変ですが、私のケーブルはクリアーさも作りも全く違うのです。
ケーブルを研究していくうちに気付いた事は、ケーブルは定数の変えられないフィルターであると言う事です、ここから総てはひもとけました。
そして、最後にIさんが私のシステムを聞かれた時にご指摘された事『音がボケている』です。
これでシステムチェンジが確定したのです、自分でも何となくそう思っていました。
機材が総て中古で古いので昔は名機だったとしても、経年変化で部品が劣化して、エネルギーロスを起こし、その結果、音がボケているように聞こえたのです、色々故障も多く、もう限界と判断したためです。
それにしても、使いこなしで実に上手く使っていたと
今でも思います。
そしてIさんがイシノラボを見つけてくれたのです、ふたりで音を聞いた時、迷いは吹っ切れ、その場で注文を決定しました。
そして半年鳴らしてみて、改めて感激した次第です、CDもエソテリックの最高級品を購入したのも、考えがあっての事です。
優れた機材を使う事により、見た目で圧倒出来るのと、やはりプロは隙があってはなりません、いかなるお客様がいかなるソフトをご持参になっても、軽々と鳴らし『優れた機材と優れたケーブルを使うとここまで鳴るのか』と言わしめたいのです。
限度は個人によって異なりますが、これだけは覚えておいていただきたいのですが、そこそこのものからそこそこの音はなりますが、最高級品から最高級の音を鳴らすのは難しいのです、ただ繋ぎ変えただけで最高級の極上の音は絶対に聞くことは出来ないのです。
ウエスタンスピリッツが今日の音を鳴らせるようになったのは、Iさんの存在があったからで、私はただ素直に聞いて実行したに過ぎないのです。
新たに購入したもの、ターンテーブル、それを載せるキャビネット、トーンアーム、カートリッジ、優れたヘッドシェル、優れたリード線、プリアンプ(イシノラボ)、パワーアンプ三台(イシノラボ)、チャンネルデバイダー(イシノラボ、モノラル仕様)、CDプレーヤー、マスタークロックジェネレーター、です。
総て過去からの経験をもとに、使いこなす自信があったので購入したのです。
これら総ては、ハイエンドサウンドを目指す為に、超拘りやコンセプトを持って
間違いなく選んだつもりです。
そして、やはりアナログこそ最高の音源と結論づけたいです、アナログがデジタルに負けるシステムとなど、絶対に考えられません。
アナログはドンピシャセッティングが決まれば、遙かにハイエンドのCDをしのぎます、鳴らないのは選んだ機材(ターンテーブル)が駄目なものか、腕と知識が乏しいからです。
何度聞いてもアナログの圧勝です。