エアコン
オーディオを真剣に聞くときには部屋の温度を一定にしたら、エアコンの電源は切るべしです。
これはオーディオのセオリー常識です、もし再生中にエアコンを切っても音の違いが分からなければ、オーディオは出来ないと思います。
馬鹿にしている訳ではなく、その感性に乏しいだけで、能力が低い訳ではありません、むしろうらやましいです。
音など気にせず音楽に没頭出来る訳です、むしろそれこそがオーディオの真髄、音楽鑑賞ではないでしょううか?
でも、今は話が違います、では、違いが分かった方へですが、解らない方は分からないのですが、全く違いますよね、音がハリハリしていて元気になる筈です。
音を求めるとはこれらを追求していく棘の道なのです。
確かに分からない方は存在します、かと言って分からない方を馬鹿にしてはいけません、音の広がり感とか音の奥行き感とか、分からない方は確かに存在しますが、その方々はこと音に関してはよく分かっており、むしろそれだけでオーディオを理解しており、優れた音をならされてる方も実際に存在します。
分からないと言う事は裏を返せば伝え方が分からないのかも知れないのです、オーディオを経験する内、後に分かるかたもたくさんいらっしゃいます。
貴方だって最初は何にも分からなかった筈です、ただ分かってないのに答えの早すぎる方もおります、真に分かってないのは、答えの早すぎる人の方です、変化に敏感なだけで真実を聞き分けていないのです。
オーディオマニアに一番多いタイプです、なにがどう変化してこれからこの結果をどう繋げていこうか、その結果をいち早く理論的にまとめ、理論的に人に話せるタイプで、これが一番下大切なのです。
変化など誰でも分かります、それを次にどう繋げる事が出来るか、ここにかかっているのです。
理論もなしに誰を納得させる事が出来るでしょうか、技術者だって野球やサッカーの解説だってそうです、いきおいだけで話す人を誰が認めるでしょうか?
今回のエアコンの件も同じです、素直でないと人間進歩しないのです。
ただ、変わった、良くなったでは誰も納得しません、そして誰も説得する事は出来ません、それは独りよがりです、人を説得するには絶対的な理論が必要です、インストラクターでも、ゴルフのレッスンプロの方でも同じです、ただ打っていればいつか上手くなる、こんな教え方はないのです。
見て覚えろ、とにかくやってからものを言え、そこには師匠の熱い心があるのです、口先だけでは分からず伝える事が出来ず、心で分かれ、自分ならばどうして欲しいのか依頼者の注文を心で読め、それをお前にたくすから作れ!!
職人はこれだと思うのです。
なんだか熱くなって長文になって独り言になってしまいました(笑)