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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

自作ネットワーク蟻地獄続き。

とにかく上手く繋がらない自作ネットワーク。
そして私はとあるツィーターと出会う事になる。
コーラルのH-100とH-105とヤマハのJA0506である。
めんどくさいので全部購入した、私が良いと思ったのはヤマハのJA0506だ。
音に芯があり、強く切れのある素晴らしいツィーターだった、しかし耐入力が1Wしかなく、うっかりパワーを入れすぎてとんで壊してしまった、残るはコーラルだがH-100はとにかく綺麗で品位の高い音なのだが私にはおとなし過ぎた、それでJA0506に少し似たソリッドな音のコーラルのH-105に決めた訳だ。一番値段の安いのが良かったのは皮肉だったが、優れているTADのET-703は友人が使っているので、意地でも使いたくない。ツィーターはコーラルに決まった。
この頃ネットワークはドライバーのハイカットをやめてハイをのばしっぱなしにしツィーターは0.5μfで切っていた、その時はフォステクスだったからだ、しかしH-105は、もっと低い所から使った方が倍音が綺麗なので良さそうだと思い、ドライバーのハイカットと共に9000~5000Hz迄細かく落としていった、5000Hzが一番自分の耳にあった。
そして音をもっとクリアーにするために以前から考えていたトランス式のアッテネーターをドライバーとツィーターの為に購入した。とても安いものだった。
初めは今まで聞いたことのない音だったので、とてもクリアーな気がしたが、ドライバーの音がだんだんうるさくなってきた、ここから約三ヶ月このアッテネーターが駄目なのに気付くまで悪戦苦闘が始まる。
最後の方はマイナス18dBまで絞ってもうるさかった。
これってあり得ない、さすがに気付いた、そして嫌になり、外してあった元のDALEの固定抵抗に戻した、物凄く感動的な変わり方だった。
ドライバーもツィーターもマイナス8dBで、何より重心が下がりどっしりと落ち着いた。
でもやはりドライバーとウーハーは手を結んではくれなかった、後はもうホーンしかない、マクソニックHS-501はカットオフ周波数がせいぜい420Hzの筈だ、もっと低い250Hzカットオフで私のJBL LE-85と取り付けられるホーンはないものか?ひたすら探していると、友人がコーラルのAH-500が確か250Hzカットで1インチドライバーがそのままつくはずだと言うのだ、早速調べた、本当だった…そうこなくっちゃ!
そしてさんざん探しやっとみつけ購入した、取り付け穴もJBLと同じ3つ穴があいていて、その精度はJBLより遥かに優れている。
音は話すまでもないだろうが、ウーハーとしっかり繋がった、しかし何かおかしいと何日かで気付いた、JBLの公称インピーダンスである、やっとここまで辿り着いた…
私の130AもLE-85も8Ωだ、先ずはコイルを計算してみた、な!な!なんと!425Hzカットになってる、ドライバーはこの時15.0μfだった、こちらは約1500Hzカットになる、公称インピーダンスが正しいとこうなる。
全く繋がっていない事になる。
今までの時間はなんだったのだ!単なる私がアホだったのだが…
次に続く。

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