音を語る
色々ありますが、響き、奥行き、広がり、音の幅(音域)、輪郭(エッヂ)、煌めき、重厚さ、渋さ、分離、気品(品格や品位)、爽やかさ、開放感、違和感、帯域バランス、定位の仕方、影、分離の仕方、これら総ては実は同じような言葉で三位一体なのです。
今の時代、余程外れた機材選びでもしない限り、何にもしなくてもかなりのレベルで聞く事が出来ます、しかしそこに甘んじていればのお話し、私は納得いかなかったのです。
私が語るのは、その遥か先のお話しです、経験もないのにまるでエベレストに挑むようなものです。
普通の事をやっていたのでは、到底今より先の音は鳴らせないのです、登った者だけが分かるでしょう。
オーディオを語る上で必要なのはその変化の感じ方と伝え方だと思います。
それを知る為には、このブログに書いてきたとおり妥協なく、自分が総てのジャンルやレーベルをそつなく本物のように鳴らさなくてはならない、そう思ったのです。
実はソフト(CDもアナログも)には実に膨大な情報が入っているのです、私はそれらをこぼすことなく拾いたかっただけなのかもしれません。
スピーカーの帯域バランスしかり、エネルギーロスの対処の仕方しかり、振動対策しかり、響かせ方しかり色々ありましたが。
やっと理想に近いところまで辿り着きました、後は少しの諭吉が必要です。
そして、交換しなければいけないところもありますが、もういじりまわすところがないのです。
これが総てとは言いませんが、オーディオをかなり理解出来ました、つまりまだまだではありますが、ウエスタンスピリッツのオーディオは、もう終わりに近づいて来たと言う事です。
いくら語っても答えは出ませんが、ブログはこれからも続けて行くつもりです。
音や鳴り方は作るのでなく、ソフトに入ってるまま素直に再生出来るようにこちらがお膳立てしてあげる、多分これが上手く鳴らす為に於いて、一番大切な事だと思います 。
オーディオはかなりの確率で完成されておりますが、肝心なところはメーカーさんもお店の方もご存知ないようです。
だから自分でやるしかないのです、色々語りますが、やはり文章だけでは上手くお伝えする事が出来ません。
音を語る、これは文章でも会話でもとても困難な事だと言えます。