経過2)
もの事には総て順序があります、ここをしっかり踏まえていないから、同じミスを繰り返す事になるのです。
話してる私が同じだったので、よく分かるのです。
出来る限りいいものを使うのはオーディオの常識です、いいものを間違いなく選ぶ情報量とセンスと経験が必要です。
しかし、それは単なる素材に過ぎません、料理を例に挙げます、確かにいい素材を揃えれば、レシピどおり、余計な事をしないで作れば、かなりの確率で美味しいものは作れます。
しかし、何時もそんな事をしていては家計は火の車です、お店だって同じですね、出来る限り安価な食材でその家庭の味に合った料理を作りたいものです、そこで経験からくるセンスが必要になるのです。
オーディオの機材も食材と同じ単なる原石なのです、磨けば光りますし、何にもしなければ普通と同じ、感動的な誰もが唸るような音は再生出来ないのです。
努力されたくない方は永遠にそのまま、いいと思ってるのは本人だけ、これは悲劇です。
必要な時間を沢山取られ、聞かされた事は星の数ほどあり、どうですか?と腕組みで自信たっぷりに質問されても、鳴ってないものは鳴っていない、とも言えず「酷い音だったな」と思い帰って来るだけ、我が家に帰り自分のシステムを冷めて聞いてみると、違和感のない音に一安心。
電源がしっかりしている事、優れたケーブルが繋がれてる事、それらの端子が綺麗に磨かれてる事、グランド線がシンプルにロスなくとられていること、床が工夫されしっかりしている事、が挙げられますが、鳴っている所はこのへんが順序よくしっかりしているものです。
それにしても関東は桜が綺麗です。
明日へ続きます。