雨に唄えば
先月テレビで、元宝塚男役トップだった天海祐希さんが、このミュージカルの素晴らしさを紹介されていました、大絶賛されていました、家内が天海祐希さんの大ファンなのです。
とにかく素晴らしいから是非見てほしいとのこと、直ぐにネットで席を予約しようとしたのですが、既にほぼ満席でしたが、二階の後ろの方の真ん中が空いてたので、夫婦二人分をとり、今週の水曜日に行って来ました。
館内でオペラグラスを貸し出してたので借りて良かったです、しかし、なくてもじゅうぶん楽しめると思います。
渋谷ヒカリエの11階でした、少し早く着いたので、お茶をしたりヒカリエの地下のデリカテッセンやワインショップのエノテカを冷やかしてました。
ヒカリエは見る所がたくさんありますが、デリカテッセンは今一つでした、エノテカさんはやはり素晴らしかったです。
渋谷ヒカリエは行くのが始めてでした、しかも車なので心配でしたが、駐車場がしっかりしていて入りやすかったです。
本題へ入ります、とにかく歌と踊りのレベルが高いです「これが世界なのか」そう思いました。
雨に唄えばについてはあまりに有名なので、今更語る必要はありませんが、無声映画から現代に繋がるトーキーに変化する時代のお話です。
内容は素敵で、面白おかしくラヴロマンスもあり、雨が降った時のタップダンスが本当に凄かったです「この人の周りには重力が存在するのだろうか」そう思いました。
映画を観ても、やはり実際に見ないとこの素晴らしさは伝わりません。
自宅に帰り映画も観ましたが、やはりこの映画は良いですね。
録音が上手くいかず悩み落ち込んだ主役をなだめる為に、踊った相棒のダンスは楽しく素晴らしかったです。
主題の時に、12トンの雨を降らせるのですが二回降りましたが圧巻です、降る前に雷の光と音が鳴ります、それも素晴らしい演出だったと思います。
雨の中をタップダンスで踊るのですが、当然ステージは水がたまっているのです、踊る時に前の方の席の方は水をかぶる事になります。
失敗で水がかかるのでなく、それも演出の一つなのだと思います、最前列から5~6列位までの方にはポンチョを配っていました、上から見てるとバンバン水がかかっていました。
我々もあの水にかかりたいと思いました。
とにかく世界のレベルを思い知った気がします、人生観が変わる位です、芝居である以前に、お金を払って見るエンターテイメントなんだなと思いました、価値ありでした。
感動と共に心が踊り、爽やかな気分になりました、今でも一日中素敵な唄が頭の中を回っております。
出演の皆さんは、細いのかと思いきや、結構ガッシリした体型でした、あまり細くてはあれだけ長い時間大きな動きは出来ないのでしょう。
次はいつ日本へ来るのか分かりませんが、是非、見てほしいミュージカルです。
かなり好評だと思うので、意外と早く第二公演は近いと思います。