ロックフォール(フランス製の青黴チーズ)
ロックフォールはフランス製で青黴(あおかび)チーズの王様と言われており、青黴チーズファンに強く深く愛されているようです。
たまたま所用があり、銀座のマツヤに行った時の事です。
マツヤさんにチーズ王国があるのはネットで調べ知っていたので、スティルトン(イギリスの青黴チーズ)を購入しに行ったのですが、その日はたまたま売り切れで、ロックフォールを試食させていただき気に入りました。
塩分と黴の香りが強く羊のチーズらしいのですが、羊の乳の匂いは全くなく、強い黴の香りは私には大好きなシャトーデュケム(食後に飲む貴腐ワインのトップ)と合うと感じました。
塩味が強いので一緒に食べるフランスパンが欲しくなり、ほっつき歩いているとアンデルセン(パン屋さん)があったので、以前から好きだったパンを見つけて買って来ました。
でも何故だかその晩お酒は宝カンチューハイになりました、パン&チーズイコールシャンパーニュではありません。
そしてラズベリーもあったので、苺と一緒に購入してきました、この組み合わせは結構気に入りました。
最近あまりたくさん食べる事が出来ないのです、これでもパンは半分残りましたが大満足でした。
世界の三大青黴チーズとは、フランスのロックフォール、イギリスのスティルトン、イタリアのゴルゴンゾーラ・ピカンテです。
ロックフォールは青黴の香りと塩分が強くパンチのきいた味です、スティルトンは香りも塩分も程よく上品で柔らかな味で総てのバランスが絶妙です、ゴルゴンゾーラ・ピカンテは名前のとおりロックフォールより更に刺激的な刺すような感じの味です、青黴チーズは個人的に大好きです。
あまりに好きなので、ヘンケルス社製のチーズ専用ナイフを三本買ってしまいました(笑)
これは人から聞いたお話ですが、昔ユダヤ人は貧しく黴のはえたパンやチーズしか買うことが出来なかったそうですが、ユダヤの方は体が丈夫で風邪をひかないのだそうです、何故だか調べてみると、青黴が体に良い事が分かり、それが伝わり広く食べられるようになったのだそうです。
スティルトンは確かに上品で、青黴チーズの中では塩分やチーズ独特な香りもバランスが良く食べやすいのですが、この三種のチーズはその日の気分や雰囲気で選ばれるものであり、決してどれが一番美味しいはないです。
本日シャンパーニュのアグラパール(シャルドネを中心とした七つの畑のブドウを絶妙にブレンドしたノンビンテージ)の7クリュ(セットクリュ)を飲みながら食べました。
三種、どのチーズも美味しく、甲乙つけがたかったです。
青黴チーズもシャンパーニュも合わせて食するものを選ぶのです。
我が家は必ずフルーツを一緒に食べています。
最近趣味が増えて楽しいです。