マルチシステム
ウエスタンスピリッツのマルチシステムが揃ってから約一年経ちます、去年、父が亡くなったその日に総てが届いたのです、何かを感じます。
総てが揃ってからほぼ毎日(旅行の時だけ総ての電源を落とします)二十四時間鳴らして来ました、一度の不具合もありません。
その中でいまでも音は、いい悪いを繰り返しています、やはりエージングは必要と思います。
ここのところ音は穏やかで安定して来ました、情報量も各段に増えて来ました、日々聞いてるので違いははっきりと分かります。
そして、好みはあるものの、更にジャンルやレーベルを選ばなくなり何でも上手く鳴っています。
それはアナログでもデジタルでもです。
アナログとデジタルの音質の差も以前程ではなくなりました。
マルチは昔から位相管理が難しいとか、なかなか上手く鳴らないとか言われて来ました、しかしそれはマルチに限ったことではないようです。
マルチを成功させるには、先ずはプリアンプやチャンネルデバイダーやパワーアンプのメーカーやクラスがしっかり揃って、ユニット構成を選び違わなければ、後はカットオフ周波数やレベルが合っていれば、必ず及第点までは鳴ると私は確信しております。
しかしどこのマルチシステムも、どこかバランスが崩れています。
後は個人の経験値の差だと言えるでしょう。
マルチシステムにメリットはあっても音質的なデメリットはないと思います。
ただ日本の某メーカーのように、位相をチャンネルデバイダーで合わせる事が出来る事になっていますが、そんな簡単なものではないのです。
位相合わせは根気と経験値でしかありません。
マルチはおかしな組み合わせでない限り、帯域バランスがとれたならば上手く鳴ると思います。
デメリットをあげるとすれば、お金がかかると言う事です。