今まで語って来たこと
最近、過去のブログに拍手が沢山来ます。
そして自分の過去のブログを全部読み返してみた、今読んでみても一点のくもりもない。
多少、紆余曲折あるが真実を書いて来ている、ただ反省すべきは、後に持論が大きくひっくり返る事である。
それにしてもたくさん色んな事をおこなってきたものだ、読み返してみても数奇な運命によって、今に導かれるようにたどり着いたとしか言いようがない。
私の場合、若さゆえの勢いと間違いによってJBL4560BKを選んでしまった事、後悔したことも多々あったが、やはりここが私の終着駅だった事が何となく分かった気がする。
理屈や理論は今ならば沢山語る事が出来る、しかし簡単に語れる程、楽な道ではなかった。
馬鹿みたいではあるかもしれないけれど、鳴らせる根拠のない自信だけは何故だかあったのである、やはり私は変わっていると思う。
しかし、重なって来たもの、逃げずにここまで来れた事、これだけは事実である。
勘だけでは絶対出来ないもの、私はそれを語って来た。
まだ見知らぬあなたの為に、誰も分かってないそう思う。
これだけは私の誇りだと思う、聞いてもみないで反論される方もいらっしゃる。
でもこれは掲示板のようなもの、誰もいない所で私が勝手にボソッと呟いたに過ぎない。
しかし、このブログをお暇な時に是非とも最初から総て読んでみて欲しい。
後に持論がひっくり返る事も沢山ある「寧ろその方が多い」しかし、実験とはそう言うものである。
未知のものの答えを欲しくておこなうのが実験である、これをなくして先へは進めない、私はこう思う、人と同じ事をしていては世間の音を飛び越える事は出来ない、何時もそう思っている。
時に極端にクレージーな事をやってみては失敗に終わる、しかし大雑把な事をやってみなくては成功も失敗も望めない、そこから追い込むのである、私はそう思う。
しかし、誰も答えを出せていない、これが現にその答えだと思う。
私はとんでもない事をやった人を沢山見てきた、しかし答は殆ど失敗に終わる、みんな機材の能力のせいにする。
でも別の方向から考えると順序を間違えただけ、実は成功はどれも目前だった。
私はこれらを反面教師にしたにすぎないのかもしれない、何事も粘着質に最後まで妥協なく丁寧に。
私は色々な人を見てきた、そして学んだに過ぎない。
私のシステムなどまだまだではあるが、正直、肩を並べたシステムに未だ出会った事がない。
これは最早好みで片付ける事は不可能を意味する、確かに総ての人を納得させる事は到底不可能だと思う、その答えはみんな途上だからである。
でも大多数の方を唸らせる音は確かに存在する、私はそう思う。
違和感のない音、これだけを目指しオーディオを追求してきたつもりだ。
それはこれからもずっと、しかしただ何の考えも経験もなしにやってきた訳ではない。
総ては私なりの理論と経験があっての事で、ちゃんと説明がつく。
オーディオはしっかり重ねていくとちゃんと鳴るのです。
付帯音の少ない小型スピーカーを目指す方々、私のように柔らかな低音が好きで大型マルチシステムを目指す方々、しかし鳴ってみるとどれも同じ方向を目指しているのです。
私が今まで言葉足らずで語ってきた色々な音質改善、これからもウエスタンスピリッツをどうぞ宜しくお願い致します。