HENRIOT
少し遅れましたが、昨日のクリスマスイブのお話しです、このシャンパーニュは八月の末に購入して、ワインセラーの中で定温14度で寝かせて来ました。
葡萄の味や香りがしっかりあってフルーティーでありながらも、甘すぎずサッパリした切れがある。
流石アンリオ マグナムボトルである、フルートグラスから臭いを嗅ぐとナッツやバタートーストのようだが飲むと全く違う。
家内はこう話した「嫌みなアルコールの味が全くしない」と「スッと入ってきて一瞬素敵な香り、その後スッと総て後を残さず消えてしまう」お値段は一本諭吉が十人とちょっと、流石にその価値はあると思う。
二杯目は少し複雑な味になってきた「奥の方に僅かな苦みもあるが決して嫌みはない」このシャンパーニュは日本で言うところの鰻のタレのような作り方をしている。
その年その年で選び抜いた気に入った葡萄を少しずつ(3%)特別な樽に足して作る、約20年かけて作り、そこから更に10年寝かせて初めてこのシャンパーニュとなる。
購入させて頂いたお店のソムリエ(店長)のお話では、正にこのシャンパーニュは別格との事、夫婦で楽しみにしていた。
二人でアッサリあけてしまった、まだ飲み足りないので、エグリ・ウーリエ ブランド・ノワールも飲んだ、やはりこちらは濃く切れもいいが、華やかな味でやはり何時までもダラダラしない。
近くのデパ地下でやっとの思いで購入して来た柿安のローストチキンで飲んだが、とてもよくあうと思った。
母にも特別な可愛らしいお弁当を購入して来た、何時もの赤玉ワインを添えて持って行くと喜んで食べたようである。
母はクリスマスも暮れも新年も理解していないが、楽しんでくれたらそれだけでいい。
今年は少し贅沢な楽しいクリスマスイブだった。