継ぎ接ぎだらけ
オーディオは継ぎ接ぎだらけです、シャーシのねじ止め、メカ、回路や配線も半田付けや端子やネジだらけ。
電源ケーブル、スピーカーケーブル、ラインケーブル、総てでいったい何メートルで接点は何ヶ所になるのでしょう。
できる限り接点を減らし、しっかり繋ぎだいものです。
と言うか人間の作って来たものは総て継ぎ接ぎだらけです、総ては他の素材との合わせで、融合するはずないのです。
道路、家、橋、ビル、挙げたらきりがない、総ては継ぎ接ぎだらけなのです、なのでそこの場所だけ補修がきくとも言えるのです。
しかし、大自然の脅威はそれを超えるのです、一番強度の高い構築方法はやはり無垢だとは思いますが、搬入が大変でコストがかかる。
溶接も優れた留め方の一つだと思いますが、それだって確実とは言えません。
しかし、そうは言ってもやはりねじ止めよりは半田が簡単で有利ですが、やはり経験と慣れが必要になる。
目視で留まってるように見えても、導通していない事がある、素人がキットのアンプを作った時になどによくある天ぷら半田がそれである。
何度確認しても間違えてないのに音が出ない、 これは殆どが天ぷら半田が原因である。
昨今の商品にその様な事は少ない、昔のオーディオではよくあった、メーカーでの半田付け不良、今の家電の販売台数を思うに、随分優秀になったと思う。
いつの間にか殆どの商品は中国製になっている、オーディオ、家電、洋服、腕時計に至るまで殆どである。
メイドインジャパンを探す方が難しい、こんな時代になってしまった。
それも総て継ぎ接ぎだらけである。
どうなのでしょうか?利便性と音質は相交えないと思います。
ウエスタンスピリッツはそのへん、できる限りシンプルに丁寧に接点処理を行って来ました。
ノイズカットトランスを六台外したのも、その一つのような気もします、明らかに抑えがなく聞きやすくなりました。