色々レコードを購入してみて
最近HMVやヤフオクで、新旧レコードをたくさん購入してみた。
まだ結論を出すのは時期尚早と思うが、ある程度の答えが出たと思える。
HMVは新品で新たに復刻したアナログレコードを販売している、そしてバーンスタイン指揮、ビゼーのカルメンもオリジナル盤を所有してるので、改めて聞き比べに購入してみた、結論、音は悪くはないが、やはり霧が晴れたような爽やかさが足りない、多分それが録音レベルを低く感じさせるのかもしれない。
ジャズもそうだが50年代録音のレコードは、やはりモノラル盤の音が聞きやすい。
ヤフオクで落札していて、何故こんなにモノラル盤の値段が上がるのか、やっと納得した。
ジャズのモノラル盤総てがいいとは言えないが、明らかにステレオ盤と比べ音の密度や鮮度が違うのである。
でもみなさん真実のモノラル盤を聞けてるのかな?疑問をもった。
1965年に総てのレーベルのイコライザーのカーブは統一されたが、それ以前はフォノイコライザーのカーブは統一されていない、つまり現代のアンプに内臓のフォノイコライザーでは力不足なのです。
なのでバラバラなフォノイコライザーカーブを外付けのフォノイコライザーを繋ぎ、細かく補正してあげる必要がある、フォノ回路に伴い当然モノラル専門のカートリッヂも必要になってくる。
この辺をしっかり揃え整えてモノラル盤を聞くと、その真意が見えて来たと言うところである。
一部イコライザーを切り替え出来るアンプも存在するが、ウエスタンスピリッツが所有するモノラル専用のイコライザーとは全く違うのである。
オーディオは正しく鳴らせばしっかり鳴るのである、そうでなければステレオ盤を購入されたら良いと思う。
でもモノラル盤もしっかりならせた方が世界は広がるし、明日への希望を持てると私は思う。
やはりオリジナルになればなる程、レコードは音が良いのである、だから自然と値段が跳ね上がるのだと思う。
それにしてもHMVには頑張ってアナログ盤を販売し続けてほしいと思う。