ムラビンスキーのショスタコービチ
ショスタコービチ交響曲第五番の名盤(特に第四楽章)は、やはりムラビンスキーが1973年に東京文化会館で、レニングラードフィルをふったものであると思った、しかしソフトはなかなか見付からなかった。
優秀録音とかではない、それ以前にしっかり演奏されているのである、ムラビンスキーは一切の妥協がなく、総ての楽器がぴったり揃ってないと納得いかない指揮者だったと聞く。
つまりしっかり演奏されたものを録音したものが、優秀録音と思った。
演奏が駄目ならそれを録っても退屈であくびがでる。
個人的に沢山購入したつもりだったショスタコービチだったが、今ひとつピンッときたものがなく、聞いていて暗く退屈だった、やっと名盤をみつける事が出来た。
1973年に東京公演(東京文化会館)で、レニングラードフィルをふったレコードが見つかった、いくら名曲でも名盤でも、演奏が駄目なら個人的に納得いかない。
家内がHMVで見つけてくれた、レニングラードフィルをふったものなら間違いはないだろう、そう思い値段は高い(21384円ベートーベンの交響曲第四番と共にアンコールも含め入っている)が購入した。
今は体調不良、聞いたら感想を公開したいと思います。
あれから摂生を続け体調は戻った、早速聞いてみた、やはり評判通りムラビンスキーの指揮は素晴らしいものだった。
購入した二枚はモノラルだったが音が良かった、退屈さや暗さは微塵もなく、息をのむほどの張り詰めた演奏だった。
だがせせこましくなく堂々と聞こえるから不思議だった。
ムラビンスキーのショスタコービチは素晴らしい。