二日目
熱海へ一泊で帰宅するはずだった、日本平動物園へ行く事になり、車で走っていたらお腹がすいて来ました。
家内が検索すると日本平ホテルでランチビュッフがあることを知り、動物園の前に腹ごしらえをしようと行きました。
料理はまあまあ普通でしたが、特に真鯛が美味しかった、そして何より目を引いたのは、ビュッフェの目の前に広がる手入れの行き届いた芝生と、清水の港街の景色でした。
以前テレビドラマで放送された華麗なる一族の鉄平、木村拓哉の自宅の庭は、ここの画像を加工したものと分かりました。
家内に提案しました「ここにもう一泊、泊まってみない?」家内は「良いんじゃない?」フロントへ行き確認すると、部屋が空いていました、そこでもう一泊決まりです。
もう動物園はどうでも良くなってしまいました。
部屋に案内され、ずっと眼下の景色を眺めていました、ここのホテルは個室露天風呂付き客室はありませんが、我々が泊まった部屋とは別に、ビューバス付きのお部屋もあり、次はそちらへ泊まりたいです、先に行った熱海のオーベルジュは少し霞んだ気がしました。
今までは熱海がお気に入りでしたが、日本平ホテルも候補に入りました。
おかしな言い方かもしれませんが、二年前に他界した、天国の父からの贈り物のような気が致します。
夜は六階にあるバーでカクテルを楽しみました、眼下に広がる清水の夜景が最高のつまみになりました。
朝になり、バイキングの朝食を食べて、動物園へ行って帰ります。
ホテルの窓からこの様な景色を見られる事はまずないので感激です、まるで写真の中にいるようでした。
そして日本平動物園へ行きました、平日なのですいてました。
どちらかと言うと、子供連れ夫婦むきでしたが、あまり高低差もなく歩きやすいのですが、昨日は暑く、日陰もなく疲れました。
そして動物園を後にして、帰路の途中、パーキングエリアでお昼を食べました。
それにしてもパーキングエリアは、何故どこに行っても、食事が美味しくないのでしょうか?
でも日本平ホテル、とても気に入りました。
また行きたいです。
そして無事、給油と洗車を済ませ帰って来ました、家内はパソコンとにらめっこしていました。
私は夜に聞くオーディオシステムに電源を入れ準備していました。
階下へ降りて行くと、家内が「日本平ホテルの、ビューバス付きのお部屋を予約したからね」私は「やっぱりね」そう思いました。
元々我々夫婦は自由人です、あの夜景をもう一度みたいのです、ここに越して来てから五年間、いや遥か前から芯から休める事はありませんでした。
やっとその時が来たのです。
家内へ、リオン(愛車Peugeot308GTライン)の運転、疲れたでしょう?何時もありがとう楽しかったよ、また近々あなたが予約した日に行こう。
楽しかったです。