夜中だけに現れていた優れた定位
最近は昼間でも鳴る様になりました、鳴ると言うよりは定位しますが正解です、スピーカーがほぼ消えて二本のスピーカーの真ん中から聞こえる等と言う嘘っぱちな鳴り方ではありません、演奏している人の位置とか向きとかが良く分かり、いくら点音源でも、その音はスピーカーの外側にも奥にもフォログラフのように広がると言う事なのです。
やっぱりこの鳴り方をするのだ、以前は明らかにボリュームを上げた時と下げた時では鳴り方が極端に変わった、今はそれがとても少なくなった気がします。
普通ボリュームをしぼると、低域や高域を感じない筈です、でも今はそんな事は全くない、憧れていた鳴り方を手に入れる事が出来たと思う、そう、その鳴り方を手にするにはスピーカーをまともか標準的にするしかない、しかしあと少しの低域の下へののびが欲しいが、これは4560BKの鳴り方なのかも知れません、これが私の音だ等と他とかけ離れた違う事をして、極端な飛び抜けた事をしてはいけないと言う事です。
夜中にだけ現れたあの音が昼間でも出ている事に気が付いた、さてここまで鳴ったら次は広い防音した部屋が欲しくなるのは当然の流れでしょう。
特に低音再生はウーハーからの距離がある程度必要な事は経験で気付いていました。
新しい部屋では、はじめから上手く鳴らないと話して来ましたが、今の状態ならば初めからそこそこの音になる予感があるのです。
建築法の関係で少し天井が変わった部屋になりそうだが、私の勘はもうその部屋の音を感覚で掴んでいるようです。
エネルギーロスを稼げる強い音の部屋になりそうです、しかし頭の上から音が降って来るような、嫌らしいライヴな響きの音を狙っているのでなく、あくまで落ち着いた静かな響きの部屋を狙って作ってもらおうとしています。
特殊なレコードだけが際立って上手く鳴る、それは間違えている、それでは大多数のレコードが上手く鳴らない事を意味します、それはいささかおかしい、上手く鳴るレコードの多い装置、それが優れたオーディオシステムなのです。
更なる先へ行くために、リスニングルーム、早く完成しないかな、楽しみだな。