ジャズ・オブ・ザ80’s オーレックス・ジャズ・フェスティバル80’ライヴ
私の好きなジャズアルバムの一つです、ジャズと言うよりは、フュージョンみたいな感じです。
オーレックスジャズフェスティバルはどれも粒揃いですが、このレコードは、ベースがアルフォンソ・ジョンソンでエレキベースですが、そこにロベンフォードのギターが入っていて、切れの良いギターが聞けます。ジョーファレルはテナーサックスとフルートを弾いています。
シンセはジョージデュークでフレディーハバードがトランペットで冒頭から突き抜けた演奏を聞け、ジョーヘンダーソンがテナーサックスで、ランディーブレッカーがトランペット、マイケルブレッカーがテナーサックスで、ピーターアースキンがドラムです。
80年当事、いくら景気が良かったとは言え、これだけのミュージシャンをまとめて呼べるのは凄い事だったと思います。
普段からフィーリングでやってる彼らが、これだけ集まれば、良い演奏が出来ない筈がありません。
フレディーハバードやジョーベンダーソン辺りがしっかり舵取りをしているのだと思います。
ウッドベースと違いあまり低い音は入ってはいませんが、それが全体的に引き締まった現代的なジャズを描いています。
全体的にスッキリしていて、スピード感と空気感があります、好き嫌いはあるでしょうが、A面B面通して聞きやすいですが、やはり個人的に最後に入ってるホーム・ストレッチのバスドラが低いところ迄入っている事とジョージデュークのシンセとロベンフォードのギターにしびれます。
ご自宅にあれば一度針を落としてみてはいかがでしょうか。