ケーブルを作ってみた
チャンネルデバイダーとウーハーを繋ぐRCAピンケーブルです、日曜日に思うところあり、外被はリネン(麻糸)で作って繋いでみた。
変化は確かに顕著であるが、やはりウエスタンスピリッツは、スリーウェイオールマルチシステムなので、ドライバーとツィーターのパワーアンプも同じケーブルで繋がなければならない。
音色が揃わないなどと言う簡単なものではない、寧ろ今まで同期していたものが、崩壊してバラバラに聞こえる。
何となく気持ち悪い、答えは簡単、残りの二セットも作って繋げれば良いのである。
多分同期する筈である。
翌日同じ長さで同じ外被で、ドライバーに繋がるパワーアンプまでのケーブルを作り繋げてみた。
更にバランスはとれましたが、やはりツィーターが同期せず、全体的にも何か変です。
更に次の日ツィーターに繋がるケーブルをやはり同じ長さと外被で作り繋げてみた。
完全に同期した、これでラインは総て私のケーブルが意図したストーリーで繋がった、とても現代的な綺麗でチャーミングな音になった。
重心が低く太くそれでいて鮮やかだが、総てがしっかりしてるので、びくともしない穏やか爽やかな音になった。
そしてずっと気になっていた一台だけラックから下ろし、プレーヤーの下に設置してあったウーハー用のパワーアンプも総てラックに収めた。
アナログ再生の邪魔だった事と、以前はラックの後ろにノイズカットトランスが五台あったので、干渉し低音ノイズがあった。
今はノイズカットトランスは、総て外した為、影響はないだろうと判断、再びラックへ戻した、結果何の干渉もなかった。
寧ろ音に奥行きと広がりを感じるようになった、これは我が家のラックの一番下には、低反発のバスマットを敷いて、その上に重量級のオーディオラックを設置したからだと思う、スピーカーからの振動にやられる事を少しでも防いでいるのである。
それにしてもケーブル一本て全く音は変わった。
久しぶりで聴いたヨーヨーマのピアソラはとても素敵に鳴ってくれた。
櫻井さんから頂いたカウントベイシーのレコードから怒涛の低音が鳴った、更に高嶺にいったのは間違いない。