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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

英ちゃんの介護施設

母はアルツハイマー型認知症を患い、埼玉県行田市の介護施設で、手厚い介護を受け暮らしている。

今回は少しナーバスな感じだった、午前中往診があったと聞いていたので、何か嫌な検査をうけたのだろうか。

そして会うなり「ごめんな、ごめんな、悪かったな」これを何度もくり返した、でもその言葉の意味は理解不能。

そして再び私の名前を聞いてみた、直ぐには出て来ないが、今回は言葉になった、そして家内を指差し正確に名前を言った。

つまり今日の面会時間の時は、言葉や伝えたい事柄が上手く伝わらず、イライラしていたのだろうと思った。

そして我々にずっと詫びている言葉は、社会と上手く繋がらない疎外感か、感謝の気持ちかもしれない。

とにかく母が何を伝えているのか、こちらが理解してあげなくてはならない。

なので我々は母に「母さんは何にも悪いことしてる訳ではない、病気なんだ」と、何度もくり返し伝えて来た。

前回あざになっていたお顔は、綺麗に治っていた。

最後に少しだけ以前の笑顔が見られた、母さん、また来るからね。

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