千葉のIさん宅訪問
自宅に帰り、全く同じCDを聴いてみた、サント・アンドリュー・ジャズ・バンドである。
結論、全く違うシステムだと言う事である、クラシックやジャズも、オリジナル盤でステレオやモノラルは上手く鳴った。
しかし我が家はやはりジャズは弾んでとても上手く鳴る、また、共通してるのは、オリジナル盤はステレオでもモノラルでも、違った意味で上手く鳴る。
ビリー・ホリデーやレスターヤングなどのオリジナル盤を沢山聴かせていただいたが、どれも素晴らしかった、しかしIさんのスピーカーはエールやYLを組み合わせたシステムである、やはりクラシックが上手く鳴った。
Iさんはこう話した「女性がどんなに上手く男装しても男にはならない、また逆に、どんなに美形な男性が女装しても何処かに違和感があり、女性にはなれない」との事、誠にうまい事を話すものである。
私は今まで「どうしてこんなおとなしい帯域バランスなのだろう?」ずっと理解出来なかった。
それが今日ハッキリした、Iさんはあちこち世界中クラシックやジャズを生で聴き回った方である、その中でイギリスのセントマーチン教会のホールの美しい響きが忘れられず、鳴らしたかったと仰った。
思いおこせば、ずっと一貫した帯域バランスだったような気がした。
だから以前使用していたアルテックでは、どうしても最後の最後のところで納得いかなかったのだろう。
やっとお互いの誤解がとけたと言おうか、勉強になったのは私の方である。
Iさんもウエスタンスピリッツのシステムも、方向は違うけれど、ソフトの良し悪しをハッキリ鳴らすシステムだと言う事である。
私もまだまだであるが、今日は爽やかな気分である。
Iさん本日は、ご貴重なお時間をさいていただき感謝しております。
また伺わせて下さい!