日本盤と輸入盤レコードの音の違い。
私は、いつもこう思う。
日本で録音されたレコードならば、それがオリジナルだから仕方ないが、やはり海外のレコードは輸入盤を購入するべきだ。
CD盤も同じだが、同じレコードを双方聞き比べた限りに於て、プレスの時期と場所にもより、一概には語れないが、やはり輸入盤の音は自然だ。
日本盤の音は、いらない音をカットしているのか何なのか分からないけれど、どれも音に伸びやかさや楽器本来の音がしない。
言葉は悪いが、日本盤の音は醤油臭い、醤油をけなしている訳ではない、分かりやすいと思い私なりに言葉を探した。
話しは戻るが、勝手に、いらない音を消した結果、本来必要な音楽性まで失っている気がする。
国民性なのだろうか?とにかく日本盤の音には爽やかさがない。
私は(USA)Concordレコードの、スコットハミルトンが大好きで、キング盤や,東芝EMIや、ユビテル工業の、レコードもキングの帯付きの直輸入盤も輸入盤も、私は所有している、スコットハミルトンオタクだが、これらの音は全く違う、それがプレスの年代なのか、さだかではないが、音質の差は、他のレーベルよりは少ないが、後期になるほど日本盤の音は、音が鈍くなってる気がする。
ブルーノートオリジナル盤ともなればマニアはヨダレものと聞く、私はあまり興味がない、音が古いからだ。
しかし知り合いのオーディオで、ブルーノートのモノラル盤の、ホレスシルバーのソングフォーマイファーザーを聞いた時、鮮度が抜群に感じた、ステレオ盤は幾度となく聞いてきたが、全く違うのである、濃厚で鮮やかで、うるさくないのだ。
その時思った、1950年代のジャズはモノラルに限る、ステレオ盤の音には無理があると。
クラシックと違いジャズは鮮度が肝心と私は思っている、それがモノラル盤を聞いた時に、見事に開花した、そんな印象を私はうけた。
OJC(オリジナルジャズクラシックス)でも構わない、日本盤と輸入盤があったとしたら、迷わず、財布と相談して、枚数を減らしてでも、輸入盤を購入するぺきだ。
日本盤と輸入盤を聞き比べて分からなければ、多分オーディオは出来ない。
海外の音楽の日本盤に価値はない。
私は強くそう思う。