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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

藤沢への試聴フォステクス

とても暑かった、海が近いので湿度が東京とはかなりちがう、お住まいは静かな住宅街だった。

その方とは私が日々更新しているブログを総て読んでいただき知り合った、私がネットワークの事を熱く語っていた時、毎日更新するブログに触発され、暫くやめていたオーディオに再び火がついたとお話しされていた、嬉しい限り。

さて、かんじんなのはやはりオーディオの音です、お部屋は和室の八畳、スピーカーの後ろに窓はなく理想的、かなり調整され整った鳴り方だった、なかなかこうは鳴らない。

スピーカーはフォステクスの20㎝のダブルウーハー(フルレンジ)を800Hzカットで自作バックロードホーンに納め、TADのドライバー&ホーンとTADのツィーターのスリーウェイ 4スピーカーシステムである、自作されたLCネットワーク等もシンプルで洗練されていて、配線もスッキリしており、半田付けがとても丁寧なのが好印象だった。

ツィーター(ET-703)は新しく購入し、繋いだばかりだとの事だった、黒檀で自作した台に据えられ、少しおとなしめの音だった、TADの前はYAMAHAのJA0506で、ご本人はそちらの方がシンバルの音が好みだったらしく、まだ少し不満げな様子、私はドライバーのダイアフラムとの愛称からグッドに感じた、ただ、まだエージングが進んでないだけに感じた。

アンプは金田式DCアンプから発展した自作で、中は見てないが、音からかなりシンプルな感じがする。

アナログは、かなりガッチリした自作のキャビネットをブロックの上に設置されていて、鳴きは皆無だった、サエクのWE-407/23にDL-103、カートリッヂはかなり独特な事をされたらしいが、普通のDL-103よりはスッキリしていて高域はのびていた。

総ての楽器は分離が良く、定位する音像はかなり小さく鋭い、柔らかさも兼ね備えている、これは素晴らしい事だ。

全帯域にわたり、特に奥行きを感じた、そこから広がるシンバルの音は気持ちが良い、ご本人はフルレンジだけの時の方が、定位は濃厚だったとお話ししていたが、なかなか整った鳴り方だった。

私のJBL大型オールホーンスピーカーシステムでは、逆立ちしてもこのような小さな点音源は鳴らない。

また新たな鳴らし方の参考になった。

そして私は持参したウエスタンスピリッツケーブルを繋げていただいた、作ってから一度も音楽信号を通していないからどうかと思ったが、いきなり違いは分かった、中域が軽く、高域が色濃くなり、低音が音階を伴い増えた。

鳴らして72時間後が楽しみである、今とは全く違う顔が見えてくるだろう。

藤沢のサウンド、基本の音は既に鳴っている、久しぶりでまともな、オーディオを聞いた。

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