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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

リッツ線ラインケーブル(その2)

私は、今回更なるリッツ線ラインケーブルを昨日完成させていた、前回作ったケーブルのエージングが今日の午後に完了する筈なので、聞きながら繋げるのを待ってたのだ。

今回は0.29㎜фを12本プラスに使った、10.9272表皮効果は0.6㎜4本(断面積1.1304)と比べると1.456倍である、しかし断面積は0.700831564つまり三割以上減るのである、そしてシールドをした、マイナスは1.2㎜単線一本である、合わせて平行に作った、見た目は細いが、強く引き締まっていてなかなかの出来になったと思う、しかし製作は困難を極めた。

オーディオでの、リッツ線のメリットは、例えば、細い線を合わせ、気に入った太い単線一本の直径と同じ断面積にしようとするならば、本数を増やして合わせる事になる。

しかしその結果、計算して同じ断面積になるように、束ねた細い線を複数本合わせると、表面積が増える、オーディオの再生周波数は広い、電気信号は高い周波数になるほど電線の表面を流れようとする性質がある、つまり線の断面は丸い、πr二乗の計算である、表面積を求める求めるには、直径×3.14となる、断面積は半径×半径×3.14となる、つまり複数単線を合わせて、基準とする線と同じ断面積にしてリッツ線を作った場合、太さは同じでも、表面積が増える為、リッツ線の表皮効果を得られる事になり、高域の音にメリットがある筈と私は思ったのである、たくさんの線を合わせて表面積を稼ぎ表皮効果をねらいたいわけだ、それがリッツ線の表皮効果である。

つまり、各々絶縁された線の表皮効果で、高周波に対するインピーダンスも減ると言われている。

しかも、人が聞ける帯域は20~20000Hzの間の話である、それも実際は個人差もあり、かなり怪しいが、リッツ線のメリットである表皮効果のあるインピーダンスの下がる高周波とは、人間の耳で聞こえる周波数を遥かに越えている、なので、リッツ線の計算方法も確かにあるが、実際に作った音はその計算通りにはならない、しかしどこかに必ず答えはあると思う。

その為極端な本数から、ある程度計算しながら、線を増減してみなくては答えはでないだろう、やはり最後は私も含め、たくさんの人の耳で線の太さと数を決める事になるだろう。

しかしいくら人間の耳で聞こえる周波数帯域の外であっても、なにがしかの影響はあるかもしれない、現に以前紹介したENACOMは、高周波の歪みをカットすると説明書きにある、私の耳では違いは明らかだった、そして今回、ラインケーブルにリッツ線を使うメリットは音質のどのへんにあるのか私は気になったのである。

前回のリッツ線ラインケーブルの試聴が終わったので次のケーブルを繋いでみた。

いきなり違う。

ヴァイオリンの音はニュアンスが細かく滑らかで、鋭く優しい、シンバルの音は更に上までのびているが、シャラシャラした嫌らしさはない。

サックスの音は膨らまず強く柔らかい、やはり全体的に鮮明で、今まで聞こえてなかった中域の細かい今まで隠れていた音をたくさん発見出来た。

ウッドベースは、このケーブルではまだ多少耳に来るが、これは我が家の試聴距離が足りないのと、まだエージング不足だからだと推測できる。

低音は明らかに少し下に軽くのびてる、総じて柔らかいレンジの広い無理のない鳴り方になった。

ピアノの音は意外と太く、高いキーを鋭く叩いて弾いてる音も、濁らず薄くもならず、高い周波数まで軽々と再生出来ている、全体的に、ややこしいゴチャゴチャした音にならず、スッキリした柔らかなイメージだ。

久し振りで気に入ったケーブルを作れた、もう少し聞かないと真価は分からないが、音は少し高域に寄ったようだ、が、これももう少し繋いで聞いていかないと真価は分からない、オーディオケーブルは鳴らす時間で音が変化するからだ、今までのウエスタンケーブルとはまた違った魅力があるのも事実かも知れない。

しかしまだ半田をしたので焼けている、焼けていると言うよりは磁化してるのかも知れない。

でもその状態で既にこのレベルだ、やはりオーディオケーブルはどこのメーカーの線で作るのかが問題ではない、どの様な性質の線をどの様なかたちで、プラスとして使い、マイナスにどのくらいの太さの線を使い、どの様に処理をして、どの様にプラスと会わせるのか、そしてどの様にシールドをかけて、どの様な端末処理をするのか、そして仕上げの精度である。

ただ売ってるメーカー製の電線を色々購入してきて、ピン端子を付けてケーブルをたくさん作ってみても、その音の差は、永遠に分からないと言う事ではないだろうか。

それではメーカー製品の音を永遠に越えられないと思った、ただ自分でピン端子を付けただけに過ぎないと知ってほしい、それは自作ケーブルではない。

話は戻る、そして夕方五時に再度聞いてみた、全体的にスムーズな音に変わり、聞いていてストレスを感じない、シンバルの鳴り方に広がりと奥行きと鋭さが増えた、その為かライブ会場の広さが分かる様に感じる、とにかく違和感がない。

このケーブルがもし、少し聞いていて更に優れていたら、次はリッツに使う日本製の中線を更に細くし、更に同じ直径になるように、数倍本数を増やした方が効果はありそうだ。

それも実験の価値ありとみた。

その前に今の0.29㎜фの線を倍の24本でプラスにして作ってみようか、その場合表面積は二倍となる、当然断面積も二倍となり、前回の0.6㎜4本と比べると、表面積は2.9倍となり、断面積は約1.4倍となる、さて、これがオーディオケーブルの音質にどう影響するか。

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