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ツィータースタンド

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知り合いの方が、黒檀の1.5㎝角の棒を器用に張り合わせ、スタンドを作っていた、私もそっくり真似をして、東急ハンズへ行き、黒檀を購入し作ってみた、以前のスタンドはやっつけ仕事で、グラグラで高さも合わず貧弱だった、水平もとれておらず低く、あまり気に入ってなかった。

作り終わり聞いてみた、音が深く落ち着き、前に出てきた、分かりますか?高域が太いのです、品位が数段上がった、何より今まではツィーターが鳴っていた、今日はツィーターは鳴っていなような鳴り方なのです。

ツィーターはどんなに高いところに設置しても、そこからあからさまに鳴っているようでは駄目なのです、ドラムはそんなに高いところに居ません、今回ちゃんとホーンよりも低い所(所定の位置)にシンバルが定位します。

これはドライバーとツィーターが上手く繋がった事を意味します。

みなさん御承知の様に、高域が変われば全帯域鳴り方が変わるのです、目を見張る程の変化になった、ツィータースタンドはボンドがはみ出ていて汚いので、完全ではないですが、サンドペーパーで少し綺麗にしました、やはり汚いオーディオはいけません(笑)

それではと次の日に、更に下の台も、今度はチーク材でしっかりさせようと、再度新宿の東急ハンズへ行ったが、正直種類は豊富なのだが大きさと厚さと数が揃わない。

そして、木材の多い渋谷店に行ってみた、流石渋谷店だ、狙ったとおりのチーク材で、ジャストなサイズが揃っていた、東急ハンズは加工の精度もその腕もホームセンターの比ではない、となればもう考えている場合ではない、即購入。

家に帰り、早速組み立て聞いてみた、目から鱗の素晴らしい音になった、上の黒檀のスタンドと合わさり、なんと品の良い倍音のある綺麗な音でしょう、一発でお気に入り。

みなさん、スタンドはしっかりしたものを作りましょう、安くて柔らかく軽い木では良い音しません。

これはネットワークの下の木にも言える事ではないでしょうか。

ガタのないしっかりしたスタンドは必要です。

スタンドは軽く受け流されがちですが、色々自分で作る楽しみ、それがオーディオにとってとても大切な事に感じます。

出来上がったものを購入してきて、例えそれから良い音が出てもなんの個性も感じません。

スーツだって同じです、モテスリムかなんだか知らないけれど、やはりスーツは体にあったものを時代に流されずにオーダーしたものが良いに決まっている、見る人がみたら一発で吊るしかオーダーが分かります、吊しを着て胸を張られても貴方どうしたの?社交辞令で「イケてますね」とは言いますが、本心ではないのです、それと同じ。

時間が許すならば自分で材木店へいき、色んな木の音を叩いて聞いてみよう、たくさんの種類の木材から必ず貴方の好きな響きがあります、それを機材の下に敷くと、その木の音が再生音に付帯します、楽しいですよ。

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