プリアンプの内部配線交換。
私のプリアンプはクラウンIC-150Aの後期型である。
特に不満があった訳ではないが、せっかく決まったラインレベルに揃えてみたくなった。
とても音の良い単線がウエスタンで見つかったからだ、トランスからほどいたものである。
太さは0.8mmである。
情報量が多く、滑らかな音だ、正直こんなに変わるとは思ってなかった。
それまでは0.6mm四本よじったのを配線していた、今回分かった事だがウエスタンの線(他の線も同じかも知れない)はよじると綺麗な響きが止まり、鮮度が落ち、低音が低いところまで沈まなくなる事だ。
それで質の良い単線を探していたのだ。
ピンっと来た。
見つかったらやるのは今だ。
クラウンのプリアンプにはシャーシがグランドになってるので、ほとんどマイナスの配線がない、だからお得意の555の線は使えないのが少し残念だが、ないものは仕方がない。
変えた所はフォノの入力端子からセレクター迄と、AUXの入力端子からセレクター迄と、プリアウト迄の線だ。
IC-150Aにはアウトの所にゲインが付いていたが私はそれをパスしてある。
それと、私のプリは電源の内部配線も総て16GA単線に変えてあり、かなりクリアーな音がする。
内部配線は良い線があれば、さじ加減でかなり音が変わる。
天ぷら半田は絶対にいけない、しっかり付ける、配線も鋭角に曲げずによれよれにならないように綺麗に。でも失敗もあるので気を付けて。