アースラインのシンプル化をしてみた。
今まで私はお恥ずかしい話し、アースにはかなり無頓着であった。
繋がっていればあまり変わらないと勝手に思っていた。
その場しのぎで次々と間に合わせ程度に適当に何となく繋がっていた、色々あわせるとその長さは三メートル位になっていた。
目でおっていくと、酷いもので、ほとんど要らないケーブルばかりだった、アナログのアームからひっぱってるのが音を聞いて決めたウエスタン16GAだからアースラインもそれで決めた。
ケーブル作りで余っていたのでそれで総て配線を終えた。
何と三メートルの短縮になった、これが変わらぬ筈がない。
アースラインのシンプル化は、これまた凄い違いだ、ベールがはがれた様な静かで透明で滑らかな音になった。
当たり前だが電気は最後アースへ落ちる。
それがS/N比(音のないところから、最大の音の出る比率)やダイナミックレンジに影響しない訳がない。最近書いてる様な事による音の変化が自分ではっきり分かるようになったのは、私は、ネットワークがしっかりしてからだ。
そこがしっかり決まってないと何をやってもあまり分からないのだと思う。
だから読んでるみなさんも頑張ってほしいのだ、私とは全く違う方向でも構わない、今我が家の音を聞いてて私は思う、オーディオはここまで鳴るのだ。
更に良くなる、そう確信する。
私は昔からこのような言葉をよく聞く、本当はこうした方が良いのだが時間がなくて出来ない。
ならば人を呼ぶべきではないと思う。
人のシステムを聞きに行くのは、けっこう気合いが入り、またときめくものだ、この言葉を聞くと私はいつもがっかりする。
なんだ?完成してないのか…
確かに私だってその途中でもお客さんを呼ぶ、しかしその段になってじたばたいじってバランスを崩したくないからそのまま聞いてもらう、本当はこうした方が良い、その言葉は言ってはいけないと思う、気付いて話すと言う事は、やる気がないか、技術的に出来ないか、お金がなくて買えないかのいずれかだと思う。私は思っても負け惜しみは言わない、黙ってやって次の試聴に来られた時に、変わっていれば聞きに来られた方は真剣にオーディオやっていれば気付くはずだ。音に気付かれて質問が来た時に初めて答えるべきだ。私はそう思う。
私が思った変化と全く違う感想が聞ける事もあり収穫ありだと思う、それにいろんな意見はありがたいと思う。
私は止まっているのが大嫌いだ、自分のシステムを、ただ良い、と、いつも聞いてるだけではなんにもおもしろくないと思う。
私は、いつも必ず何かしらいたずらしている、壊す事は日常茶飯事である。
最近失敗はかなり減ったが、それは色々やってきて慣れたのだと思う、特に配線の取り回しや、工具の使い方かな?それと大きなお世話かも知れないが、工具は出来るだけ自分の手に馴染むものが良いと思う。
工具は手入れもふくめ、とても大切だ。
特に切れないニッパは最悪だ(笑)
とにかくアースラインはとても大切です。
もう一枚ベールがはがれる、もしこれをやってあまり変わらなければ、他のどかかに問題があると思う。
はじめからきっちりシンプルな方はあまり関係ないが。