JB PROJECT BROMBO!
キングレコードのKICJ451である。
私は今、このCDの八曲目を何度もリピートして聞いている。
空間のある録音が好きなのも確かだが、楽器の数が少なく聞きやすいからだ。
それよりこの曲をある程度の音量で聞いてると、アンプの目覚めが早い気がするからだ。
私のオーディオシステムは以前より明らかに量感とスピード(音の切れ)が増している。
それと、セッティングが決まる迄はどちらかと言うと右寄りな定位だった。
今はパスドラはしっかり完全に真ん中にいる。
シンバルの位置も左右はっきりしている、分かれているのではなく、音楽的に上手く手を結んでいる。
これは他でもないネットワークとプリの内部配線の威力だと思う。
以前プリに配線していた単線を四本捩ったタイプの配線はこれを聞くと、今にして思えば、響きが止まり解放感がなかった、単線は一理あると思った、線が太くなければ力がなく低音が薄く細くなると言うのはナンセンスだと改めて思う。
これからパワーアンプに増幅される前だから変わらぬ筈がない。
どこにどの線をどのように使うか、難しいさじ加減だと思う。
これはシステムによっても違い一概に言えないが。
今のは0.8㎜(実際はこのゲージの容量を複線にすると、かなりの太さになる)だから、確かにプリの内部配線としては確かにかなり太い方だと思う。
それにしても、この歪みのない静かさと音のまとまり感と情報量と切れはなかなかである。
私の部屋はスペースが狭い、このボックスには致命的なのだ…
もう少し広い部屋が欲しい。
なんとかしなくては。