再びAC ENACOMを繋いでみた。
聞いていてふと気になった。200Vからのプリとパワーの電源環境は整った。
しかし100Vはどうだろうか?CDにトロイダル巻きのノイズカットトランスが入ったが、その上が空きコンセントになっている、そして。
アナログプレーヤーとMCヘッドアンプも100Vである、しかも今のところ何もしていない。そのコンセントの上がやはり空きコンセントになっている。100Vね…これはひょっとして…
見渡してみると、AC ENACOMがあるではいか。オーディオは理屈ではない。前の部屋で繋げいったんは外しておいたが再度繋げてみよう。
先ずCDのトランスを繋げている上の、空きコンセントに繋げてみた。やはり利き目がある。この商品にたいし私に忠告された方がいらっしゃる。しかし繋げた方が、音の周りの毛羽立ちがなくなり、音に奥行きと実在感がある。
次にアナログプレーヤーとMCヘッドアンプのコンセントの空き端子にもENACOMを繋げた。聞いてみると同じような効果になるが、CDよりも更に顕著に差が出る様だ。
アナログは、ノイズカットトランスも何も入れていないからだろうか?それとも赤黒ケーブルの欠点を補ったのからなのだろうか。それにしてもやはり、アナログの音は素晴らしい、あまり正確な言葉にはならないが、生命感があり、とても現実的である。
MCトランスにもアンプ同様、200V30Aから1000Wの低磁束の200V~100Vのノイズカットトランスを入れる予定だが、トランスが入ったらいったいどうなるのだろう。200VにAC ENACOMは繋げないが。
静かな綺麗な音になるだろう、考えるだけで思わず、にやけてしまう。
やはり今回も、AC ENACOMは効いた。100Vコンセントをお使いになっていて、コンセントに空きがある方は、お薦めかも知れない。
オーディオは理屈では語れない。上手く鳴らした人の勝ち、総ては結果オーライならばそれでよし。