オーディオラックの底板とキャスターの間に耐震ジェル
作業中の行程を、写メで写しておくべきでした。結果を急ぐあまり忘れてしまった、申し訳ない。しかし、120kgのラックを一人でひっくり返すのは並大抵ではなかった。
スピーカーからの床の振動は確かにあるしかし、その前に影響を受けているラックが気になった。スピーカーが更に鳴り出したからである。
電源強化に伴い、今度は、床がかなり振動するようになってしまった。ずっと気になっていた、とりあえずアナログプレーヤー下のハウリング対策が先である。
前回のハウリング対策は、アナログプレーヤーの下に三点で設置してある青黒檀の更に下に、耐震ジェルを敷いた。
その時は確かに効果があり、良いと思って聞いていた。しかし何日か前にブログを読まれたお客様から提案があった。
せっかくプレーヤーの下に、響きの優れた青黒檀を設置したのに、意味が全くないと仰るのである。やはり、ラックの下にキャスターがあるのなら、キャスターとラックの底板の間に、耐震ジェルを挟む様にするべきだと。
確かにそのとおりだ、少しの間、聞いていてアナログにエネルギーロスの様な力のないような違和感を感じてはいたのである。
そして今日、それを実行してみたのである。耐震ジェルは柔らかいので、少し木ネジに巻き込みながらも、しめていくと最後は、巻き込みがなくなり綺麗に底板とキャスターの台座の間に挟まった。
何とかラックを元通りにひっくり返して、早速聞いてみた。静かになって低音が更にのびた。これは良い、CDの鳴り方まで優しい音にかわった。
やはり側で飛び跳ねるのと、音楽の連続した床から伝わるスピードのある連打の様な振動と、周波数は違うのである。お客様のお話のとおりS/Nは向上した。
これは変な言い方かも知れないが、まるでスーバーウーハーを追加したのにハウリングがおさまった。そんな感じである。
音は太いが、定位する楽器は、大きくなってはいないのである。
やはりオーディオは一人では出来ない。CDは上手く鳴っていたがアナログは高域が足りない気がしていた。それも見事解決した。
床から伝わる振動は、オーディオに多大な影響を及ぼす事が本当の意味で分かった。
みなさん、オーディオはいったいどこまで再生できるのだろうか。ウエスタンスピリッツはかなりの音になった。
しかし、まだ路は遠い。今回ラックで耐震ジェルはかなり効いた。ならば私のJBL4560BKの下にもキャスターが付いている、そこにも耐震ジェルは効くのかも知れない。
今回耐震ジェルの効果が上がり、更に低音が鳴る様になった為に、更に床が鳴り出した。
オーディオはいつもこの繰り返しである、しかも今回の耐震ジェルを使った方法が完璧とはどうしても思えない。
しかし、ここをクリアーしないとこれより先に進めない。この先には必ず素晴らしい鳴り方が待っている。それを信じるしかない。暫し頑張ろう。
まだまだ続く。
ここからブログを読まれた方は、過去のブログも総てお暇な時に読んでいただき、失敗談を何かの参考にしていただけたら幸いである。
また、オーディオをやっていらっしゃらないない方も、馬鹿な奴がいると楽しんで下さい。
このブログは、私のオーディオ奮闘記です。365日毎日更新しております。