オーディオ、JBL4560BKの下に耐震ジェル
JBL4560BKの下には、キャスターを付けている、そのキャスターの台座とボックスの底板との間に耐震ジェルを挟んだのである。
あまりネジを締め付け過ぎると、耐震ジェルは潰れて効果が薄くなると思われたので、適度に5㎜厚の耐震ジェルを3㎜位の厚さになるまで、測りながらネジを均等に、対角線上に少しずつ慎重にバランスよく締め付けた。実際にネジで締め付けたら、2㎜潰すのにけっこう力が必要だった。しっかり留まった。
耐震ジェルは、キャスターの台座よりも少し小さめに、ギリギリでネジ穴が逃げる大きさにカットして付けた。
ラックの時同様、音は静かになり床への振動はかなり抑えられたと思う。音質はかなり低音が出る様になったが床への振動が減ったのは何よりである。
今朝までうるさかったCDを再生してみた。2007年発売のUSA盤である。CEDAR WALTON TRIO&DALF BARLOW MANHATTEN AFTER HOURSである。
ビーナスレーベルなみの、かなり強烈な録音レベルで、特に低音が太く強い。それが更に低音が増えたのだが、引き締まっているのだ。まるで風の様に軽やかで低い音である、言葉にならない位低い音階である。今朝はまだモコモコしていて、最後まで鳴りきっていなかったのだが。かなり鳴ったと思う。
バスドラもこんな風に鳴っていなくて、あまり感じなかったのであるが、かなり低い音階まで録音されているようだ。これはドラマーがバスドラをスコスコ軽く踏んだ音である。
ビアノの音も太くなった、楽器自体の実物大の質量を感じ取れる。サックスも今朝までは、ボケていたがカッチリしており、ボケることなくちゃんとリードの乾いた音と唾の音が分かれて鳴るようになった。
音は太くなったが定位する音像は小さい。そして奥行きと広がりがかなり増えたようだ。かなりグレードアップ出来たと思う。
他の機器への影響は更に、減った筈である。
さて、かなりエネルギーロスは減らす事が出来た。アナログに繋ぐノイズカットトランスが待ち遠しい。
そのノイズカットトランスが来たら、少し聞き込み、いよいよ最終的な秘密兵器、リッツ線のスピーカーケーブルを作ろうと思う。
そしてスリーウェイネットワークと総てを半田で留めよう。これでいよいよ第一段階終了となる筈なのだが。
そう簡単にいくのだろうか?やはりスピーカーの下には十センチ厚の板が必要なのだろうか。
しかしその前に、聞いていて、まだ何かがおかしい。もっと爽やかに開放的に鳴る筈である。