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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

トーンアーム

トーンアームの理想とは。カートリッヂに余計なストレスをかけないで、正常動作させる事にあると思う。殆どはカートリッヂの針先とカンチレバーでその動作は決まっているが、針圧が正確にかかり水平を保ちつつ、ラテラルやインサイドフォースキャンセラー(完璧には決まらない)が正確に決まっていてはじめて正常動作する。
どんなに定規を使い目視ではかっても完璧な水平はかなり困難である、だから同じものを使用してもみんな音質が違う。
だから逆にアナログは面白いと言える。
トーンアームには大きく分けて二種類ある。
1)ダイナミックバランス2)スタテイックバランスである。
ではこの両者の利点と欠点である。
1)のダイナミックバランスは針圧をワイアーやバネ等で目盛をみながら比較的簡単にかけられる、でも針圧計で正確に計らなければいけない、欠点は動作感度が若干落ちる事だ、しかし音質は太く安定している、オルトフォンのRMG309やRF297や日本製ならばFR等が代表的で,比較的ローコンプライアンスのカートリッヂに適合する。
2)のスタテイックバランスは調整ヶ所がとにかく多く繊細で、音質もやはり繊細でタイト、目盛を信用せず、針圧計で正確に計らなければいけない、上手く決まればダイナミックレンジが広い、代表的なのはSMEや日本製ならばSAEC等である、比較的軽針圧でハイコンプライアンスのカートリッヂに適合する。
ご自分の所有のカートリッヂやターンテーブルをご考慮のうえで間違いのないチョイスが貴方の音を決める。
どのトーンアームとのカートリッヂの相性が優れているのかは、ターンテーブルとの兼ね合いもあり、聞かれてもコンセプトが個々に違うので一概には答えられないが、比較的日本製品は甘さがなく完成度が高いと私は思う。
トーンアームの中の内部配線は一般的にかなり細い、髪の毛の半分もないのではないだろうか?
繊細な作業になるので私はおすすめ出来ないが、一つくらい壊すくらいの根性があれば変えた方が音質は確実に良くなる、一般的には純銀線をすすめられるが音質は誉められたものではない。
メッキをしていない銅線が音質は良い。
その差は比較的MMカートリッヂよりもMCカートリッヂを使ってる方々の変化が大きいようだ、ではそれは何故か?
MMカートリッヂは出力が高く内部インピーダンスが高い、よって内部配線が細くても音は通る、でも線の直流抵抗は少しでも少ない方が良いのは当たり前とおもう。
しかしMCカートリッヂは出力が低く内部インピーダンスも低い、よって、内部配線の太さが適度にないと内部配線自体が抵抗になり直流抵抗が増えて音が通らない、だから少しでもトーンアームの回転のさまたげにならない程度に太い線の方が直流抵抗が少ないと言うわけだ。
よって滑らかさも低音も高音もかなり改善されることになる。
しかしかなり困難な作業だ出来る限りプロにお任せした方が無難だ。
しかし本当に腕の優れたプロも一握りしかいない。
自信のある腕の優れた方は絶対に良くなるとは限らないと話すであろう。
そう言うプロに依頼されたし、それは何故か?そう話す相手は余裕があり私は同業者として自信を感じるからだ、いつも人伝にたくさんの依頼があり、お金に困っていないから良い仕事をするはずだ。
当然値段は高い、安いけど良い仕事をする同業者を私は知らない。
お金がないと言うことは、ちゃんとした工具や機械を所有出来ない、私はそう思う。
よって仕事は精度が出ない。
世の中に安くて良いものは絶対にない、安いものはその値段なりの価値しかない、高いものはそれなりに肝心な所がちゃんとしている。
一度スナップオンの工具を使ってみてほしい、全く違うものです。
私はグリップ感があわないのでPBが多いが。
使わないで知らないのと、知ってて語るのとは訳が違う。
しかしオーディオ(特にアナログ)は違う、貴方の調整能力しだいなのだ。
思わず熱くなり話がそれたが、トーンアームは神秘的でおもろいですよ。
是非トライしてみてちょっ!

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