昨夜家内に試聴をお願いした。
気が付くと度重なる実験の為に、オーディオルームはごみ屋敷の様になっていた。家内と三日かけて片付けたのである。
片付けが終わった夜、家内とオーディオを聞いた、ジャズやクラシックではなく、Jポップである、コブクロやゆずやレベッカ等である。彼女の選ぶCDはオーディオ的ではない、ある意味、核心をついてると思う。
どちらかと言えば私の嫌がるソフトを棚から選ぶ、故意にそうしている訳でなく、ただ自分が聞いてみたい曲を選んでいるのである。
五曲位聞いただろうか、いつもと違い、気持ち良く聞けたらしい。不満がある時彼女は、聞かなくなるか、おしゃべりを始める。なのでオーケーなのだと思う。
彼女には片付いた部屋が気持ち良いのかも知れない。とにかく珍しく、暫し目を瞑り音楽に浸っていた。
丸い音でうるさくなく気持ちが良い音だと話した。それだけで私はもう満足である。明後日の試聴は大丈夫だな、そう思った。
家内よ、疲れているのにありがとう、私には楽しい時間でした。