ウエスタンスピリッツの更なる挑戦
ウエスタンスピリッツは、パワーアンプにCROWN DC-300Aを使っている。
三年ほど前にVRを外した。理由は、経年変化で接触不良が多かったからである。その時に外したVRの変わりに、置き換えて繋がなければならない25kΩの抵抗を、入力に繋げてある。
そして、ウエスタンスピリッツのプリアンプは同メーカーのIC-150Aである。プリアウトは二つある。その余った端子に、タンタル抵抗の25kΩを繋いでみた。
何が言いたいかと申しますと、もう一台、同じパワーアンプを繋いだのと同じこと。その方がプリアンプは二倍働く事になるが、もしも良ければやめられないでしょう?と言う実験である。
プリに出力が二つあると言う事は、二台のパワーアンプを同時に繋いで鳴らしても良いと言うことになる。
これは知り合いからの情報で、一度一年位前に試しているが、当時は、まだ今ほどの実力がシステムになく、効果は薄かった。今ならば違う結果になるのではと思ったのである。
さて、その結果だが。静かになり、低音が更に引き締まり、真空管アンプの様に濃密でクリアーで素直な音になったのである。
いったいオーディオはどうなってるのだろうか?いったいオーディオはどこまで音が良くなるのだろうか。
音と音の間の静寂の再現が豊かになり、余裕がある。これって本当にCROWNのアンプなの?そんな感じになったのである。
附帯音減衰対策と合わせて、とても興味深い内容となった。しかし、オーディオって、どこもかしこも本当にボケボケである。
こんな事をしないと音が良くならないのは本来困る。しかしオーディオの音を良くする情報は山程あるが、殆どがガセネタである。
それを見極めなければならない、オーディオは、突き詰めれば実に深いのである。
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