外したフェライトコアの行方と更なる扉
かなりの数のフェライトコアを使っていた。その数は100個を越えていた(笑)オーディオに付けた音質効果は薄かったが、階下の家電やパソコンやオーディオルームの冷蔵庫の電源周りにパチパチ付けてみた。
けっこうオーディオに効果があったのである。いくらウエスタンスピリッツのオーディオは単独回路とは言っても、元は一つである、結果、他の家電からのノイズの影響が少なくなかった事になる。
フェライトコアを外したおかげで、オーディオの開放的な音は甦り、更に階下の家電やオーディオルームのオーディオ以外の電源にフェライトコアを付けたおかげで、オーディオの音は飛躍的に静かになった。
特に違うのは、ピアノの高い音階が鮮やかで太くなり、ウッドベースの音色が嘘くさくなくなった。そしてシンバルの奥ゆかしさやエッヂが変わった。
そして知らないうちに情報量が増えている。
そしてラックから下ろしたパワーアンプのケーブルが短くなったので、リッツ線のラインケーブルを作りなおした。
これは実験なのだが、ピン端子の外のカバーを付けないで作ってみた。情報量が増えてクリアーな音になった、しかし、脱着がやや面倒になった。
そして、以前からの思いが少しあって、CDからプリアンプのケーブルを以前駄目だったウエスタンの0.6㎜単線を四本捩って作ったリッツ線でないノンシールドケーブルに変えてみた。
音は、想像どおり粗く、定位する楽器は少し大きいが、前に力強く出てくる、はて、この音質の意味するものは。
やはり高周波ノイズにやられているのが分かる。さてまた実験の始まりである。
今までになかったケーブルの組み合わせ実験開始である。組み合わせと言うより、更なるケーブルの幕開けかも知れない。
新居に越してきて、全く変わった電源環境改善から、更なる扉をウエスタンスピリッツは開けようとしている。
今後、ウエスタンスピリッツは、今までになかった更なるケーブル製作の実験に入る。オーディオケーブルは研究し尽くされた、そう思っていたがそうではなかった。
やはり答えはあるのだと思う。もうここからは耳だけではどうにもならない。
オーディオはまだまだ間違いだらけである、メーカーのご対応を待ってはいられない。ならばウエスタンスピリッツは、その答えを炙り出してみせる。
今回、フェライトコアを外したおかげで色々な事が見えて来た。上手くいかなかったが、フェライトコアを付けて数ヵ月聞いてみて分かった事である。
少し聞いていたらノンシールドケーブルは、フォーカスがあってきて柔らかに馴染んできた。本当にケーブルは魔物である。
フェライトコアはオーディオに付けても効果は薄い。簡単に音を良くする方法はないみたいである。
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