カートリッヂ
私はオーディオ歴が今年で32年になる。
さまざまなカートリッヂを自分でも購入したり、借りたりして聞いてきた、その結果、心に残る優れたものはそんなにある訳ではない、だいたいメーカーの音はクラスは存在するものの、一貫しているものだ。
でも一般的にはMCならば何と言ってもデンオンのDL103であろう。
適度に繊細な音でトーンアームやジャンルをあまり選ばず安定した音がいつも聞ける。
これはとても大切な事だ。しかし欠点がある、音の立ち上がりが遅いのだ。
それは何故か?
これは主観だが、カンチレバーが少し長いのと丸針だから針圧を2.5グラムかけてトレース能力を上げているのではと思う。
次にMMならばシュアーV15タイプ3HEであろう、針圧が軽く、適度にガッツがありジャズファンならば一度は使ってみた事があるのではないか。
しかし欠点がある。
それは何処か?
どうしても頭の上を突き抜けるような、高域に癖がある、この音はMCではほとんど感じられない。
やはり、同じシュアーでも高価だったが、ULTRA500は別格だ。
他にも日本ではサテンM21やテクニクスの100CやビクターのL1000やイケダ等がある。
海外では何と言ってもオルトフォンのSPUがある、その他にもノイマンやEMTもあるが、かなり特殊性があるので、一般的にはオルトフォンSPUになり、その種類はたくさんあるが、総てを我が家で試してもやはりオルトフォンのサウンドは一貫していて、そんなに大きくは変わらないと私は思う、この一貫したサウンドポリシーはやはり大したものだと個人的に思う。
オルトフォンSPU(AEかGE)はオーディオやってるなら、どちらか一つは所有していたいカートリッヂだと個人的に思う。
以上、独断だが勝手に呟いてみた。